便利さと効率の良さと経済優先の引き換えに消えゆこうとしているもの
美惠
21.07.25 17:00
スーパーのレジもセルフやセミセルフレジになり、お願いしますやありがとうを伝える時間もなかったり、駅では切符を渡しパチンと打って返してくれるやりとりはなく、ガソリンスタンドでも笑顔と元気な声で迎えてくれる事、送り出す事がないセルフ給油が増え、それだからこそ安くできるのか効率よく回転がよく儲けが出るのかもしれないけれど、そんなに時間として変わるものなのかと考えてしまいます。
私はレジにもいた事がありますがキャッシュレス決済等で逆に時間がかかると思う事が沢山ありました。機械化が増えた為かレジに並ばれる方も電話をされたままカゴを置いて行かれることも多くどこで話しかけていいものかよく悩みました。
お願いします、ありがとうございます。そこには笑顔が沢山あったように思います。しんどくても疲れていても、その笑顔があれば癒やされ頑張れる事も沢山ありました。交流があるからこそ業務的マニュアルでは足りないなと思う事がわかり、その場に応じて対応しようという心も生まれます。
人と人だから生まれる笑顔の交換、心の重ね合いそれらよりも、そんなに素早い時間の間に生まれるお金のほうが大事なのでしょうか。
笑顔や心は形にはならないかもしれないけれど、決して燃やせばクズになるようなものではなく、いつまでも残りまた違うどこかで種となり花を咲かせるものだと思います。