感性を大切にする事
美惠
21.08.30 17:19
感性は感じる力。それはとても大切で何かに置き換える為に絶対に必要な事だと思います。相手の立場や気持ちを汲み取る事、それは赤ちゃんが言葉を話せないように言葉がわからなくても知る事が必要な場面が沢山あります。言語の違いもそうです。病気をしたり、高齢になり上手く話せなくなる事もあります。そんな時に見える事聞こえる事を全てとすれば汲み取れない事だらけで、そんなときに必要なのは感じる事です。表情や目の動き、手の動き、細かい所ですがそれは何よりも言葉となって伝えてくれています。それを受け取る為には知ろうとする事、自分ならどう感じるだろう、何をして欲しいだろう、と置き換えることによってわかるはずだと思います。
そこから相手とはここが違う、ならどう思い何が必要だと発展させる事が出来ると思います。
便利や安全とされているものは、誰かにとって凶器でなんの役にも立たないものでもある事、本当にそれらの進化と発達が自分達にとっても将来必要なのかも考えていけるはずだと思います。
それが積み重なり進化させられてきたはずなら、便利の裏に崩してきた大切なもの、失われた大切な命はなかったはずだと思います。
一方向だけ一つの立場だけで考え進めた結果、安全や便利でないものに気づかず、他の立場や命から学び感じる事を放棄し、その結果全ての事は自分達にも返ってくる事もわからず、とても苦しく生きづらく自分達も生きていけなくなる状態を作り出しています。
動物も植物も感覚が優れ危険な事も生きていく為の情報も自然から察し生きていると思います。
自然から感じて生きる。空模様、風、温度、それが生きるという事なはずなのに人も動物であるならばそれを感じて生きる事を最も大切にしなくてはいけないのに、生まれてから勉強に追われ開発された便利とされるものに包まれ毎日が慌ただしく過ぎ、ゆっくり感じるという時間を育てる時間が費やされていないと感じます。
学びは、学問だけではないはずです。全ての事から学べます。目に映る物全てです。そんな時間こそ与えてあげなくてはいけないし、生きている間ずっと人は学んでいくべきだと思います。
人の痛み悲しみ、喜びを知る事も感じて初めて本当に知る事が出来ます。人の為に自然に存在する全ての命の為に考える事は自分の為に繋がる事だと言う事、それらは感じる感覚として知らなくては理解できるはずがないという事、だからこそ感性を育て磨く事がとても重要で必要な事だということを忘れてはいけないと思います。