海、風の変化と地球の原始化
お茶緑
21.11.01 15:38
近年の異常気象について見てみると、
・北極圏のツンドラ〜カナダ、ロシア:異常高温、火災、海水温上昇
・グリーンランド:同じく高温、永久凍土が溶けだす
・アメリカ北西部、地中海沿岸部、オーストラリア:異常高温、乾燥(大規模な火災)
・中国、アフリカ、日本:西側で豪雨→東側へ雨が移動、バッタも雨雲に合わせ移動
(中国では西武砂漠地帯の開発のために人工的に中国全土に雨を降らせるクラウド・シーディングという試みを行っているようなので人為的な気候の操作により気候バランスが崩されている可能性もあります)
昨今、地球全体の海水温の上昇は著しく、人間の経済活動やエネルギー消費によって生まれた熱を海水に逃がしていることは大きな一因です。海水温上昇が気流にも影響し、雲が流れなくなります。
地球の中の水循環に従い、人間は自分で雨の振りやすいところにばかり積乱雲を発達させて水を全部ぶちまけているようなものです。海水温上昇で永久凍土も溶けだし、はるか昔に凍りついていた未知のウイルスはもちろん、凍土の中のメタンガスが放たれています。つまり発火するともう鎮火しようが無いわけです。
さらには海水温上昇で植物プランクトンが増えることで北の海で赤潮の発生。一般に「食物連鎖」で上位とされる動物プランクトンや魚たちは酸素を奪われて減っていきます。
プランクトンやバッタなどの昆虫、微生物が数で魚類、哺乳類を圧倒するようになってきています。
ある意味で地球がこれ以上自身の恒常性を乱されないよう、人類が適応できないような原始的な地球に無理やり戻そうとしつつあるのかも知れません。
人類の安泰のためには、火星や月など他の星に逃げ出すのではなく経済活動によって生まれた熱エネルギーを海に放出することを防ぐことが先決なのではないでしょうか?