今という時代に生きて・・・
石井竜也
22.02.26 16:33
どの時代の人たちも、それこそ、ご先祖さんたちも、大層に偉い人々のように思っているでしょう?
「思ってない!」
はい正解!人間なんか、どの時代においても愚かなもんです。時々、恐怖のために生きているんか?なんて思うほど、人は、自分たちで恐怖の時代を作り続けていくのです。恐怖の何がいいか?それは、トップの奴らがそれを理由に統制できるからです。・・・そう、ただそれだけ。
ただそれだけのために、空母作って、わざわざ外国の強大国の睨みを気にしながら、武器弾薬をお買い物するんです。だから、同盟なんてきれいな言葉を使って、どの国にも「友達だから、買うよなあ!」と、ニヤニヤしながら、肩に手を回して、ドキドキしてる弱い他人を脅しながら、なんやかんや、見た目だけ立派にさせたら、もう「お友達」。
それを少しでも、気に食わないと、今のウクライナみたいに、国境線から、攻められていく。国は、国境線で文化や、習慣、誇りや人間性などが決められているんです。国境線が制覇されたら、その国がなくなることを、第二次世界大戦のポーランドが、語っています。でも、あんなことを許している世界の恐怖もあるのです。
一度、足の骨を折った人は、二度とあんな痛さには耐えられない・・・と、思うのは当たり前、人間の弱さは、ここから発生するのです。これは至極当然ですし、誰だって恐怖は嫌なんです。特に、床の間に、戦争で死んだおじいちゃんや、その兄弟の写真などが日本の文化として、飾られている以上、嫌でも、こんな凄惨な死に方はしたくない・・・と、聞かされて育つ日本人の教育方針は、ある意味、当たっているし、ある意味、間違っている。つまりは、国というものは、自分の住む場所な訳です。壁の色も、床板も畳までも、愛着を感じて住んでいるでしょう?そこに、ある日、言葉も通じない人たちが同じ格好をしてヅカヅカ入ってきて、とんでもない色を塗り始め、ベッドは引っぺがすわ、床板は剥がし始めるわで、理由を聞くこともできないで、「やめろ!」なんて騒ぐもんなら、敵対的な眼光を向けられる。もちろん銃もね。それが戦争です。
もっとも、今の戦闘能力ではそんなことをわざわざする必要もないでしょうけどね。もう、戦車も、空母もいらない時代なんですよ。デジタル化された機械的な社会では、それを止めてしまうだけで、大崩壊を起こしますから。たったそれだけをすればいい。そこいらのニートのお兄ちゃんが国を破滅させることも、できる危険さを孕んでいるわけですよ。
この疫病騒ぎもどこまで本当か?・・・人口密集が始まり、人類が自浄作用のような状況になると、好戦的になるのです。これはチンパンジーも同じです。「ナワバリ意識」を強く持ち始めるわけです。それは生きていくための範囲と、そこで取れる食物に起因しています。つまり敵という存在を殺すための「大義」ができてしまうのです。これができて仕舞えば、ことは簡単に危ない方向に転がり出します。「そこに愛はあるんか?」なんて、爆音で消されてしまいます。今の日本がしているのは、そうならないための準備だと、思っている人が大半です。それが、洗脳ということです。
疫病ということが偶然であれ、誰かの差金であれ、世界的な鎖国状態に陥りました。すると、その国の中に流れていた憎しみや我慢していた社会的な思想なんかも、崩壊するのは早いものです。どんなに高く素晴らしいビルディングでも、脆い鉄やコンクリートを使って作れば、少しの振動でも崩壊するのと同じように、人間の欲望や破綻した社会など崩壊するのは時間の問題です。
・・・じゃあ、どうすればいいのよ!ですよね?笑。花を植えるんです。一人何本も。国をお花畑にしてしまうんですよ。コンクリートに囲まれたお花畑擬じゃなく、本当の草原に花を植えるんです。ベランダに、空き地に、ビルの日当たりの良い場所に。「あいつは馬鹿だ!」と言われても、花を植えられますか?「平和を守る勇気」とはそういうことです。