MIND BBS 〜掲示板〜

葉月さんの思いは、誰しもに伝わります。

石井竜也

22.05.04 05:52

そう!これなんです!人間のいいところは、次の世代に、生きる上で大切なことを伝えることです。じゃあ「大切なことって?」と、皆さんが思うことでしょう。それは皆さんお一人お一人が、違う角度の社会を見ている実態のことです。これだけは、その職業に従事していなければ、説得力がありません。大切なのは、痛みや、喜び、難しさや達成感などです。こういった心情的価値観が一番、次の世代に引き継がれていきます。「これをしたら絶対に不幸になるよ」とか「こういう人には気をつけなさい」とか「時代がこういうふうに変わっていく時には、まずは自分を守りなさい、そうしなければ、他人は守れないからね!」とかですかね?結局、人類の歴史はそう簡単なことではないのです。位置を変えてみると、ものすごく単純なことで、何十万の兵士や一般市民を犠牲にしてしまいます。たった一人の間違った判断のためにです。これは、後世に伝える役割が私たちにはあります。どの職業にも、困難な場所が存在し、聖域も存在します。教えるべきは、そんなに、簡単明瞭な時代はないということです。今のウクライナ情勢にしても、遠くで冷静に見ていると、どっちも悪い部分はあるわけで、もちろん、侵略戦争を仕掛けたロシアの罪は大きいとは思いますが、デジタル情報戦の場合、あたかも、ウクライナが正義であるが如くテレビの解説者は言ってますが、その背後の因果関係については、全く話には出てきません。日本のいいところは、今の所、明確にどちらの側にもついていないところです。しかし、世界の秩序として、我々は自由資本陣営に属する国家であり、基本的には、正義は自由主義派です。この思想を中心に、ニュースも政界も動きます。そうなると、人間は気の毒な方を応援したくなるものです。まるで、ウクライナにはなにもなくて、ロシアには全てが揃っているが如くに、解説者の誘導尋問は続いていきます。17歳の初年兵がなにもわからずに、戦地に派遣されたことなど、ひと月もすれば忘れてしまうのです。人は、軍隊というだけで、人間扱いはしなくなります。数というものに変化してしまうのです。一人ひとりの兵士にも、家族や親が胃を痛めながら息子の無事を願っているのは、両陣営、同じことです。主義主張の違いから人を判断し、悪を作り出すやり方は、今も千年前も同じでしょう。命に重さはないですから。ここだけは等しく同等だと思います。問題は、なぜ、話し合いでの協議が、人種や核兵器のあるなしだけで、行われなかったのか?というただ一つの疑問です。なぜ、言葉が存在するのでしょう。なぜ、家族を愛する思いがあるのでしょう。国なんか関係ないんです。政治家のお楽しみの場所ですから・・・。大切なのは、その苦しい時代に、大人たち、あるいは、その道のプロフェッショナルたちが、どう動き、どう対処したのかだと、私は思います。命というものは奇跡なのです。第二次世界大戦のノルマンディー上陸作戦であるD-DAYでドイツ軍の塔地下から一秒間に200発の銃弾で、一気に殺された連合軍の命は、今になってどんなに勇者だと言っても、軍の消耗品にしか感じませんし、神風特攻隊も同じです。結局、当時の参謀本部の愚かな作戦でしかないのです。考えるべきは、当時も今も、歴史に名前を残すのは、偶然勝った方の対象の名前でしかありません。兵士たちの努力と勇敢さには敬服するばかりですが、誰一人も、軍のトップに手紙ひとつ送らなかったのはなぜでしょうか?勇気とは、そういう時に間違いを「間違っています!」と言えることだと思います。人間という群れになった融通の効かない生き物のは、これからも、同じように戦っていくのでしょうか?馬鹿な命の奪い合いを勇敢さだと思い込んで・・・。

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