防衛強化
葉月
22.06.07 11:10
「我が国を取り巻く安全保障環境は格段に速いスピードで厳しさと不確実性を増しています。我が国の周辺には、質・量に優れた軍事力を有する国家が集中し、軍事活動の活発化が顕著となっています。」
上記は、防衛省HP馬毛島(鹿児島県種子島西方12キロ)における施設配備について、自衛隊施設を配備する必要性として記載されています。
また、防衛省は、来月より海上自衛隊鹿屋(かのや)航空基地に米軍無人偵察機(MQ9)を一時展開します。米兵200人程度、鹿屋市内ホテル滞在。本土の沖縄化?とさえ揶揄されています。
鹿児島県では、住民環境に影響がどれだけあるか?環境アセスメント(馬毛島は令和3年2月〜)調査結果に難色を示しながらも、防衛省の提示に沿う方向に着々と進んでいる感が否めません。偵察機に至っては、存在そのものが戦禍中?危機感を思わせる程物々しく、事前に地元住民説明会も無かったことで、住民は困惑しています。風光明媚でのどかな街に。
先日の日米共同声明で岸田首相は、防衛費増を声高に掲げていました。隣国の度重なる脅威思惑行動を鑑みると、止むを得ない早急対策かもしれません。外交元交渉人の話で挙がるのは、酒豪でないと交渉のテーブルにも立てない国との苦労話。友好に努めた結果、今や非友好国です。
参院選は、実務候補を見極めたいです。プロの仕事しない議員は要りません。