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ヒトラーの歴史を読む。

石井竜也

22.06.10 00:56

1945年、ドイツの敗戦間近、地下壕で暮らし、持病を悪化させて、苦しみながら死んだことになっているヒトラー。彼の周りには、ヒトラーの名前の陰で、どぎつい残虐行為を画策し、それを実行に移していった輩も、ものすごい数がいたそうです。ホロコースト然り、ポーランド侵略然り、仲間であったソ連まで侵略するという愚挙、ただ、イギリスだけは、どんなに街を破壊され、人々が死んでも、立ち向かった国として、今も、尊敬されています。・・・まあ、アメリカという「自由主義国家勢」が後ろ盾にはなっていましたけどね。とにかく、戦争は、勝ち負けの国を作り、その負けたと思える国に、いとも簡単に、とてつもない罪を着せるわけです。これは、日本を擁護しているのではないのです。日本は負けたのです。科学や作戦がいかに大切か?を知りながら、国民のやり場のない教育とプロパガンダで騙し、当時の参謀本部は、無理やりな戦況であることを知りながら、若者を死に追いやったのですね。こんなことは、異常事態でもないです。これは完全なる過ちなのです。この頃、人種の持つ特異性を考えているのですが、暖かい場所で暮らせば、暖房はいらないし、食べ物も自然に実っていますが、寒い土地では、そうは言ってはいられません。暖房も必要でしょう。食べ物だって、一年中実っているわけもなく、生活自体は、かなり逼迫している状態だと思うのです。つまり、ヨーロッパ各国の気象条件や、国が大陸の中で絡まっているような場所では、常に「陣取り合戦」が繰り広げられて来たのです。ヒトラーは、そんな大敗で疲弊したドイツに目をつけたのです。やたらと、大袈裟な態度と演説、どこの国の軍服よりもかっこいい軍隊を作り上げることから、始めたのです。人間の弱いところは、無条件で国民の意識を向けさせられることと、嘘でも、堂々とした特別な市民権を持った軍事国家なのです。これは交戦的になり、隣の国の人間を認めてはいけない!といった、軍事思想を生みます。頭が痛いのは、こちらが戦争をしたくないと言っても、向こうが仕掛けて来た場合です。見てください、一般市民は相当量死んでいるにも関わらず、侵略されたウクライナでは、怒りと復讐心が渦巻いてしまいます。こうなれば、もう誰も止めることができないのです。・・・だって、やられた方はそれまで仲良しにしてきたのに、ロシアのあの侵略戦争です。少女まで襲い、なんとも思わない狂気と野蛮が横行している現実を見れば、その惨状と残虐性は止まらないでしょう。もちろん、どちらかが平和的な解決を望んでいるなら、最初から、こんなことにはならなかったに違いありません。一人の狂人から広がる欲望の連鎖は、自分達の負けがはっきりしようがなんだろうが、ねじ曲がった精神からでは、そういう平和的な発想は無理です。せめて、あの独裁者には、自分で罪を下してほしいものです。人間は、愚かで野蛮です。どんなに贅沢なヨットを持っていようが、精神に病気がある独裁者には、国をまとめる作戦を組むこともできないでしょう。

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