24.03.14 00:26

「なんて、美しいんだろう....。」

今回のコンサートで強く感じた事で、全てが美しく心が洗われました...。

『EARTH MIND 2024』オーケストラ・コンサートに参加いたしました。
ステージに佇む慈愛を感じるオブジェ達、靜に触れる様な蒼いライティング。「美しい...。」と、感情が零れ落ちました。

ステージに登場された指揮者の柳澤寿男さんにオーケストラ、バンド・メンバーの皆さん。その指揮や演奏は、時に舞い軽やかに。優美と躍動、一体となった音色が心地良く。音色も姿勢も本当に美しかったです...。
次いで石井竜也さん。その御姿や歌声の美は勿論ですが、その美しさは凛とした真っ直ぐな淀みのない「伝えたい想い・心」で溢れているからだと感じました（特に『未来 〜まだ見ぬ時代よ〜』『遠い出来事』『はなひとひら』が心に沁みました）。
Sarinaさんの歌声は迫力もですが余韻も。凄く緊張されていたと思いますが、堂々と美しく、思いの丈を唄い切って...プロフェッショナルでした。正に御二人共『命の、魂からの歌（歌声）』でした...。
また皆さんの優しさと、各々をリスペクトされたお気持ちが満ちていて、それは父と娘も同じくで...私も学ばせていただきました。

石井さんの、重い雰囲気になり過ぎない様に笑えるお話もされつつも、東北や能登等の被災地や、ウクライナやパレスチナ等、世の中で起きている事象についても真摯にお気持ちを話されていました...。それから全員で黙祷を...会場中で祈念、想いを馳せました。

......そして私は『薄れていた感覚』に、やっと気が付きました...。
毎日TV等で流れる、凄惨な事件・事故、心が痛む出来事、人々の争いや政治不信等の『人の負』を、無意識に見続けていて（人の優しさも勿論ありましたが...）。いつの間にか『不安ばかりの目』で、物事を見る様になっていた....それでは何事も色褪せていきますよね、会場で気付かせていただきました。

人の『美しい』とは。ただ外見が美しいだけではなく、内面から発せられる情熱・活力・情愛、煌めき等...心や届けたい想いがあって、心身共に美しい『真の美しさ』になるんだとも感じました。
その心身から創造された作品（歌・音楽・芸術等）も、美しさを放つ。それを創り上げる、人というもの...「人は美しい生き物なんだ」と、石井さん達から感じる事が出来て、とても救われました....。

人の可能性も信じたいと思ったコンサート、本当に有り難うございました....。（長文、失礼いたしました...。）