11.05.23 11:40

日本中が、悲しみと絶望感から立ち上がろうと、必死で生きている時です。東京電力だって、きっと、苦しい今の状況をどうにかして回避しようとしている事でしょう。ただ、ちょっと間が悪いけど・・・。人の気持ちを考えてしまう日本人特有な考え方が、悪い方に進んでしまった結果だと思います。日本は今まで発展・発達して来てはいるけど、島国的発想や、村社会のいい面と悪い面とに挟まれた、苦しい歪曲した社会の中に埋没しすぎていたんじゃないかな。自分の事より、隣近所に気をつかう日本人のいい面が、情報の遅れと、現実的な判断を鈍らせてしまっていたのではないか？と思うのです。時にリーダー・シップとは、とてつもないリスクを承知で、先手を打たなければならないギャンブル的な采配が必要となります。そういった、「決めなきゃならない方針」を一人の人間が決めなければならないときに、実はもっとも、国民性が出るんですね。そうなると、助かるものも、助からなくなる。今の状況は、国単位の支援の即効性が優先されるべき時で、予算などは後で行えばいいと思うのは、俺だけかな？あんなに政治家がいて、あの時間を、支援に使った方がよっぽど、いいと思う政治家がまったくいないのか？とうとう宮城の牧草地帯にもセシウムが検出されてしまいました。このあと、福島第１原子力発電所の連鎖臨界でも起こるもんなら、それこそ、日本はとんでもない事になる。一刻も早く、世界からも、日本中からも専門家からなる組織を組み立て、対応策の確実な検討・処置をしてほしいものです。決まった事と言えば、３０年以内には起こるとされる相模湾地震に備えて「浜岡原発」の全面停止を決めただけ・・・。違うだろ！早く、福島の人々の避難が先だろう？誰が決めたんだあの２重丸。あんなに綺麗な円に広がる訳がないじゃないか。とにかく、安全圏の再確認を、素早く出さなければならないと思うのだが。