命の歌。
石井竜也
11.05.26 21:27
「つよくいきよう」は、この3ヶ月で自分自身の心の中での葛藤や、皆さんの不安、そして温かな心など、いろいろな希望や、厳しい現実面を考えて作り上げた自分では珠玉の一曲と思っております。気に入ってもらえればこれほど嬉しい事はありません。歌詞やメロディーには、名前を表記しなくていいと僕は思っています。この歌は、今の日本が人間に作らせた歌だと確信しておりますので、誰が作った・・・なんて、関係ないと思うからです。一つ一つの歌詞は、皆さんの境遇や心の中から出て来た叫びが中心になっておりますので、僕の中から出て来た歌詞ではないのです。メロディーも、同じ。素直に天から降ってくる歌をただなぞっただけです。天に昇った幾多の命達が俺に歌わせたメロディーだと信じております。考えてみれば、ここ12〜3年、自殺者は、3万人を超え、今回津波でなくなられた人数と符合しているのも、なにか大きな力の警告のようにも思うのです。「命を粗末にしてはいけない」当たり前の事が当たり前に出来ない社会、これが人間社会の訳がない。そう思いませんか?「つよくいきよう」決して、この震災だけのためだけに歌われる曲ではないと思います。人間は、変わる事が出来る。だから進化して来た。愚かに進化しては行けない。未来のための準備をちゃんと出来る社会になって行かなければ、何のための仕事か?何のための生活か?何のための人生か?何のための・・・「歌」なんだ。