1万人歌のプロジェクト・開始。
石井竜也
11.06.12 02:57
歌のプロジェクトが始まった。大きな都市を結ぶ歌のリレーだ。この世の中に絶対に確信を持って信頼出来る事がある。それは「人間にしか出来ない事は、自然破壊や悪事ばかりじゃなく、素晴らしくこの世界を変えていく力も持っている」ということ。案の定、世情不安は、国内国外を問わず、紛糾の度合いを増しつつある昨今、ますます日本の態度が・・・精神が世界に問われています。だから、今こそみんなでこの国の将来を真剣に考える時期なのです。今は日本での格好の精神的な成長の時なのです。幾多の困難と戦って生き残ってきた国です。おいそれと、簡単に倒れてしまうとは思ってはおりません。なんせ、俺たちのDNAには、爺ちゃんやひいじいちゃん、そして父や母の苦労の歴史も絶対に刻み込まれているはずだから、どんな困難にも、なにがしかの結果を出していく事でしょう。勤勉で、もの言わず、どちらかと言えば恥ずかしがりや、だけど、根っからの深い文化を持ち合わせ、その割には寛容に何でも自分たちのスタイルに作り替えてしまう、恐ろしいほどの器用さを持ち合わせた民族。ちょっと、決めるのが苦手なところはあるけれど、それは俺たちから言わせりゃ、技術の信用の問題。だからこそ、先人達はかたくなに磨き、深く追求し、物事の真意までも考え悩みながら、ここまでやって来れたんだ。資源も無い、人員もない、土地も無い、災害は多い、大陸からみたら、小さな島にしか見えない国だろう。しかし、俺たちには未来を切り開くだけの思慮深さと、技術的な面での高い知識がある。後は、この二つをもっと深い物にするだけの成熟した精神性を、高めるだけだ。だとすれば、案外今回の大きな震災は、我々を大きく飛躍させてくれるいいきっかけになりそうに思う。・・・いや、そうしなければ、なくなっていった幾多の人生に申し訳が無い。自然とどう向き合うのか?これからの人類の大命題になった。