11.06.25 13:21

人間には、五感というモノが備わっている。第六感なんていうのもあるけど、そんなモノは必要ない。自分の感覚を一人一人が冷静に感じ取り、そこに嘘がなかったら、その感覚は絶対にあたっている。日本人は芸術的な感覚を、ずっとしまい込んできた民族だ。実は、神代の頃から、日本人の感覚の中には膨大な芸術的センスが眠っている。それは、こういうときに発揮される。いままでの歴史を見てみてください、日本がどうしようもないほど、崖っぷちに立たされたときに、経済的にも、技術的にも、世界を驚かせるような大きなウネリを作って来た。つまり、追いつめられなければ、目が覚めない民族とも言えるのです。だから、これが、チャンスです。大きく世界を変えるチャンスの時なのです。泣いて泣いて、叫んで叫んで、そのあと、消えてなくなりますか？絶対に違う！日本人は、その後が違うんです。泣きながら、次の展開を考えるだけの歴史を、精神を、そして心の中の本当の強さを持ち合わせている民族なんです。そうでもなければ、「鎖国」なんか、何百年も出来っこなかった。何を言いたいかというと、日本は、今のような依存型の社会体制は不向きであって、自分独自の考え方にのっとった十分に世界に通用する技術力と、パワーが眠っているのです。今こそ、あらゆる決めごとを取り除いて、戦後、アメリカの支配と、考え方を押し付けられるように教育されてしまって、すっかり「骨抜き」にされてしまった・・・と思い込んでいる日本人よ。俺たちは、十分に芸術的で、官能的で、情熱あふれる人間の集合体なのを絶対に忘れるな。そして、もう一度、日本にしか出来ない文化文明を作り直すのです。時間なんかそうかからない。３０００年も培って来た日本の精神が、戦後たった６０数年で変わるはずがない。戦争は、何一つ意義のある事を残さない。戦うなら、感覚と歴史の、精神の深さで戦おう。今は、疲れ果てるまで疲れればいい。そういう時があるからこそ、また立ち上がる時のバネにもなる。今はみんなで悲しんで、今はみんなで苦しんで、このあと、一気に立ち上がろう！！