11.06.26 03:49

コロラド水域でもかなりの放射線量があるとき聞きます。フランスの川も汚染された状態で、ガンの死亡率は、日本を上回っています。確かに、危険な状態が続く福島第１原発の状態ではありますが、イギリスのとある原発等は、汚染水を海に流し過ぎて、タラには大量のヨウ素が含まれてしまっているそうです。チェルノブイリは、聖書の黙示録に出てくる人類滅亡のシンボルといわれているニガヨモギの意味ですし、スリーマイル島の原発事故だって、鎮静に成功したとは到底思えない。つまり、原子力に頼っている国で、何もいい事は起こっていないという事実。経済効率や、科学の進歩を優先させるがあまり、人間が作り出したフランケンシュタイン・・・それが、原発です。土台不自然な異物なんです、プルトニュームなんてのは。全てに反対する気はありませんが、「コケすぎ、ヤリすぎ、ウソつきすぎ」国民度外視の政治から始まって、電力会社の守りに知恵をまわして、最大の問題がおろそかになるという大失態。福島の住民はどうなる？海の汚染は、どこまで進む？いつになったら、各県の現状把握がキチンとなされる？今の日本の被ばく量は正直どのクラスなのか？とにかく、もうウソやヘッタクレをついている時期じゃない。国民全てが対応と心の準備をしなければならないのに、国の中枢は何をやっている？もう少しで暴動が起きるよ、こんな事やってると。頼むから、きめの細かい情報を教えてほしい。誰だって、こんな状況を２年も３年もやってられないよ。折角作り上げてきた、日本のいろんないいところがどんどん、海に沈んでいくような恐怖に、国民全員がノイローゼにかかっている事が解らないのか？「ほいそれと、日本人は逃げられない」これだけの小さな島国、腹を割って膝付き合わせてみんなで考える時がきたんじゃないか？　国民は政府に頼らず、みんなハッキリとビジョンを持って生きていこうと務めているよ。みんな恐怖と向き合って、立派なもんだよ。たいしたもんだ。こんなアヤフヤな状況のまま、ほとんど、国民はカヤの外に追い出されていても、静かに、事の成り行きを見極めようと、どの分野の人間も、老いも若いも、必死でその道を探してるんだ。

ただ確かに福島の状況は日増しに悪くなっているようにも思えるかもしれないけど、実は水素爆発した時点で、ほぼ、相当量の被ばくは我々は既にしてしまっているそうなんです。そこにきての梅雨時の雨と湿気の多い夏日の連続で、風が読めない状況になってきた。だけど、これだけで、すぐに死を迎えるような事は絶対にありません。福島、宮城、茨城以外の土地で、完全立ち入り区域が出来るホットスポットがこれから無数に出てくる事も無いと聞きます。おそらく、これからの課題は、いかに汚染水の除去を速やかに成功させるか？という問題に集中するでしょう。飛散してしまったものは、もうどうしようもなく、ビキニ諸島の水爆実験と同じで、大量の被ばく物質が世界中の空や海に巻きちらされたのは確かという事です。北朝鮮が準備しているという核実験も入れたら、世界では毎日のように核物質汚染が繰り広げられているといっても過言ではないのです。正直、核開発をやめても、８０年間は、放射線に人間は苦しめられ、いろいろな驚くような変異に見舞われるでしょう。しかも、今までの蓄積に歯止めはかからないし、核汚染物質を抱えた土地や、放射性廃棄物に関しては、今後何万年もかかるといわれています。ただし、広島や長崎の件を検証すると、意外にも、６０年くらいで消えていく放射性物質が結構ある事も事実ですし、自然治癒を、地球が行ってしまう例も上げられているのです。だから、決して、最終状況だとはいえません。５００キロに渡って、海嶺が跳ね上がった事を考えれば、今の日本の国土がそんなにも変わらないでいる事の方が奇跡に思えます。亡くなった方々のご冥福を祈ると同時に、この大勢の死を無駄にするような政府、日本には、なってほしくないですね。