日本人として。
石井竜也
11.07.04 19:09
これからの時代は、あなたが日本人である時代になるでしょう。結局、一人の人間が何を思い、どんな行動をするか?という、非常にマクロな人間の尊厳が求められる時代です。教育や、精神は、文化が作り出すもの。つまりは、一人の人間で十分に時代は変えられるという事。それに気がついてください。軽薄で、くだらない1票が、あんな政府を作り出した事は確かな事実でしょ?だから、皆さんの国なのです。僕らは、目の前にぶらさげられた便利という得体の知れないものを何のためらいも、疑問も持たされず、丸呑みしていたという事です。こういうときには、冷静な判断が必要です。これは、時代が変わるときに起きる一種のクライシス・デモクラシーなのです。僕らは考え方を改めなければなりません。人間の命の問題です。あなたの人生の問題です。子供たちの未来の問題です。これを、真剣にならずして、一体いつ真剣に考えるという行為が起きるのでしょうか?でも、人間は、神様ではありません。何かの大きな転換期がこなければ、何も考えないものです。さも、それが当たり前のように洗脳され続けた60年、日本の価値基準や、自分たちの置かれている状況に目を向けられないほど、追いつめられて、働かされた3世代。これでは、骨抜きになっても、しょうがないと、僕は思います。けれども、これからは、もうそんなことは言っていられません。今日があなたの信用に関わる一日である事を決して忘れてはいけませんし、その重圧に負けてもいけません。いまこそ、細やかな精神性に裏打ちされた、日本人としての、本来の気構えを持つべきです。カタカナで書く、サムライなんて、いないのも同然。さむらいは、侍と書くのです。自信は、数日でできるものではありません。これから作り出していく覚悟が必要なのではないでしょうか?