事実は事実。
石井竜也
11.07.16 04:21
受け止め、冷静に判断し、これからの自分を考える。その事で、自ずと、家族や親戚、友人への対応も違ってくる。「あきらめ」では、何の解決も見いだす事は出来ません。デフォルトは、もう10年も前から囁かれていた事であって、アメリカが今の社会体質を続けていく以上、必ず、起こる事だったのです。日本の経済界では、既に、アジア各国との協調整備を、作り上げてきた経緯があるので、すぐにでも、国家存亡の経済破綻が起こる事はないでしょう。しかし、意外にも怖いのは、ユーロです。実はドルという存在はユーロの動向で決まってしまうのです。既に、ドルの時代は、半ば、最終段階に入ったと考えるべきで、ヨーロッパの状況の方がむしろ、危険です。既にサブプライムローンの幻想が崩壊したアメリカ社会では、一部の富裕層によって牛耳られてしまい、暴動もままならない状態にまで洗脳が行われているようです。完全なるピラミッド型社会の場合、混乱より、先に破綻が来ます。既に、崩れ始めてしまっているアメリカの社会構造は、世界の予知していた事だったのです。おそらく、一番恐ろしいシナリオではまだないと考えます。フランスが核競争の一位を走っている限り、原子力の脅威から逃げられる事は、100%ないでしょう。リーマン・ショックの時の、世界の動きを見ても、世界恐慌にはならなかったでしょ。あれは、既にあの頃から、仮想敵国を想定しながらの軍事社会の終焉は、終わりを告げていたのです。つまり、強国の一番の山は、もうとっくの昔に崩れ始めていたという事です。円高に歯止めが利かなくなっているのは、おそらく福島の原発問題へのフランのス介入を見極めての現象であると推測されます。列強の経済競争には、エネルギー資源問題の利権が中心的位置にあるのは、誰が見ても顕著で、代替エネルギーの開発こそ、日本が生き残る道ではないかと、思います。僕は、日本の技術力を信じます。『はやぶさ』を彗星に着陸させ、表面の氷を無事に持ち帰った、この技術力。飛行機の軽量化と強度アップ、そして燃費を大幅に減らしたカーボンファイバー素材。今こそ、一部の思惑で振り回されて止められていた、全ての英知を堂々と研究すれば良い。スパコン開発も、世界一、LEDに代表される、環境型機材の開発の早さ。どれをとっても、まだまだ勝算はあります。世界が驚くような自然エネルギー・システムが日本中で巻き起こったら・・・これは、世界が変わります。