11.07.18 04:50

自分の人生は、自分が決める！なんてこと、皆さん、考えていたと思うのです。でも、人生はここが難しい。たとえ、自分自身の人生でも、今回のような強力な力には、太刀打ちできない。自ずと、人生半ばで方向転換を迫られる「折角築いてきた道」。順風満帆に見えていた自分の道も、あっけなく、大災害の影響でねじ曲げられてしまうという事もありますね。もしかしたら、こんな事がなくても、人生は十分に変化してしまう危険性に満ちていた事を忘れてはなりません。思うままにこの世が進んでいくのなら、こんなに苦労もあるまいに。そこには様々な事件、予期せぬ事故など、いろいろな要因が考えられます。つまりはほんの少しの軌道が外れれば、何光年も進むにつれ、たった０，００００１ミリの誤差も、何億キロも変わってしまうという事。そう考えると、人生の設計なんて、思うままになんか行かないってことだね。要するに、大体の大まかな道を見つけたら、とらわれる事なく、楽しみながら、その道を歩く。そして、自然の摂理が働くようなら、臨機応変に自分の中の構造自体を、フラットに戻して、違う側面からもう一度、考えてみる。こういう時代には、決められた事が決められたようには行きにくい。だからこそ、いつも、自分自身をの肩の力を抜いて、かたくなにならず、情報に惑わされず、自分自身の生き方を模索する自由な発想が大切になるんじゃないかな。隣の人の事を、うらやむより、自分の意識を高く持って、できるだけ、遠くと、出来るだけ足下の現実を見ていくしかない。とっても、難しい事のように思えるけど、意外にも、震災があってからの自分は、強固な道を歩いてたかのように錯覚してしまう。おそらくそんな事はなかったはず、生きている以上、いろんな弊害が自分の前に立ちはだかり続けていた事があったよね。いろいろな覚悟を強いられる現代で、落ち着いていられるなんてあり得ないけど、出来るだけ、自分の精神面を、大切に考えて生きていく時代なんじゃないかな。