MIND BBS 〜掲示板〜

自然の力を信じて。

石井竜也

11.08.04 14:05

塩害を受けてしまった畑で、綿花の栽培をし、その収穫された綿を企業が復興支援として通常の3倍の値段で買い取り、靴下や、T-シャツなど、様々な加工製品にしていきながら、畑を元の状態に戻していこうという動きが始まっています。塩に強い綿花を栽培すると、土壌にしみ込んだ塩分を、3年位でほとんど無くすことができるという事です。畜産に関しても、福島の全ての地域が被曝している訳ではないので、ミルクや食肉に関しては、個々でセシウムやヨウ素、放射線等の汚染状況を確実に徹底的な調査をし、安全が守られている物だけを個々で買い付けていくという流れを、促進していくようです。しかし、その検査機械は不足しており、国の対応を畜産農家では願っているようです。個人個人のアイデアは、大きく膨らんでいくものです。これは風評被害に苦しめられている農家の皆さんの、命をかけた取り組みな訳です。夢は、小さな足下にある事から始まっていくものです。ただの気休めではなくて、本質を見極めたアイデアであると思います。暴動を起こす事もなく、こういう素晴らしい復興を目指す態度を見て、涙が出ます。誰でも夢を持って生きています。これは時々想いもよらない素晴らしい社会を生んでいく事もあります。結局、自分たちで、大きな社会運動を起こすしかない事が、今回の国会でよく解りましたね。そうなんです。日本人は、こういう創意工夫が得意中の得意なのです。何も原子炉をガンガン作らなくても、絶対に次なるエネルギーを開発し、強いては世界の考え方を変えていくくらいのバイタリティーがあるんです。放射能の問題に対しては、どういうシステムで、このような事態になったのかを検証して頂きたいと思います。我々は、次なる30年を見極めて、自分の体にも気をつけて生きていきましょう。次の夢を、大きく見るのではなくて、小さな夢を一個一個追っていけば、絶対に新しい精神性が出来上がっていくのではないか?と僕は信じています。

最新の発言に戻る

category

【ATTENTION】
当サイトでは、BBS内に書き込まれたURLのリンク先の情報、またその内容から発生するあらゆる問題についての責任は負いかねます。

BBSご利用上の注意