MIND BBS 〜掲示板〜

ここに集まったお金の考え方。

石井竜也

11.08.23 07:56

とにかく、今の状況報告だけを、手短にご説明させて頂きます。何がなんだか解らない状況の中、3月27日にMIND from MIND チャリティー・ライブをおそらくアーティストの中では、かなり早い段階で動いたのではないか?と思うのです。その頃の自分は、これは長い支援の覚悟をしなければならないと感じていました。と同時に、すぐに物資やお金を被災地に届ける事が一番良いのだとも思っていたのですが、既に動いていた赤十字や、国の支援対策も、素早く動くのだろう・・・と、思い込んでいました。だから、この皆さんの善意のお金を、どう届けるべきかを、悩みました。赤十字社におさめて、一件落着というのが、シンプルで、責任も持たなくてすむし、楽なのかもしれません。でも、一つのニュースが、どうしても、僕の気持ちを、そこにとどめてしまいました。それは「父親と母親を、同時になくした子供達の存在」でした。もし、出来るなら、自分で学校を作りたいと、夢物語のようなことを考えた事もありました。でも、その手続きやその運営、教育の現場は、そんなに甘い事ではない事を徐々に理解していきました。そして、僕と同じような考えで、行動をしている団体、または個人がいらっしゃる事も、解って参りました。そして、僕は、気持ちを決めました。来年の3月11日までに、子どもたちの未来につながることに皆さんのお金を役立ててくださる信用の出来るところに、全てを、寄付したいと思うようになりました。もし、皆さんが許して頂けるなら、そういう使い方を是非させて頂きたいと思います。皆様からも、さまざまな活動をされているところの情報も沢山いただいております。今、その一つ一つを検証させていただいています。少なくとも、クリスマス頃までには、寄付先を決め込んでいきたいと思います。なんせ、混迷する政治状況と、未だに収束のメドがつかない福島原発問題もあり、なかなか、現地の細かい状況を把握するのが困難で、そういう活動自体が非常に繊細な問題だけに、こちら側としても、本当に信頼の置ける個人または団体に行き着けるかが今の一番のこのプロジェクトの大切なポイントと、感じております。「なんで、もっと早く、義援金をもっていかないんだ?」という意見も頂きましたが、僕は、どうしても、巨大な被災地に薄く浅く広がってしまうような「義援金」の使い方が截然とは思えない自分がいるのです。どうか、もう少し、状況が整理され、行くべきところに行くように、皆様からも情報や、アイデアを頂けたら、本当に嬉しい限りです。
「涙は、乾く事はないでしょう。でも、光が見える暗闇であってほしい」
今の状況で僕が言える最大限の気持ちです。いつも温かいご意見、本当に感謝しております。ありがとうございます。

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