11.08.29 14:32

本当に大変なところ、時間を割いて、参加された皆様も多かったのではないかとお察しいたします。一曲目から、僕の目頭は熱いもので濡れてしまいました。皆さんに楽しんでもらいたくて、本当に本当に一瞬でも、皆さんに現実を忘れて頂きたくて、ほんの少しでも、感動してもらいたくて、それだけを、心に、自分の持てるすべてを投入しました。今日は、ハッキリ言って、ベットで過ごします。さすがに３時間半のステージでそのまま東京に帰るというのは、疲れました。でも、今のこの満足は何なのでしょうか？自分でもわからない達成感。仙台でのコンサートは、規模は、ほかのコンサート会場より小さいけれど、意気込みは、精神的に５倍の心が入ったコンサートでした。東北の一刻も早い復興と、亡くなられた皆様方のご冥福、そして、未だ行方不明のご家族もたくさんいる中での、コンサートのあり方は、本当に、難しいバランスでしたが、最後に自分に言い聞かせていたのは『石井竜也よ、お前の素直な人間の心を見せなさい、聞かせなさい』と父親の声が聞こえてきました。昨日言った事、昨日楽しんだ事、昨日歌った事、昨日笑った事、すべてが石井竜也をまた大きく成長させてくれたように思います。人間は、決して、あきらめてはいけない。たとえ、小さな光でも、そこに向かっていけばいい。どんなに遠くの光でも、必ず出口が見つかるのだから・・・。僕は、今日から、またレコーディングと次なるコンサートに向かって、僕なりの日常に戻る訳ですが、きっと、あの皆さんの笑顔を忘れる事はないでしょう。大好きです仙台。１０代・・・１００代・・・仙台。本当にありがとう。心からの感謝をいたします。まだまだ残暑厳しい東北です、お体だけは大切に、くじけそうになったら、また僕の歌でも聞いてください。力は、歌の中にあります。それでは、またすぐにでも行きますからね。