11.09.06 22:53

神か仏か、あるいは宇宙人か、未来人。それは何者であるかは解らないけれども、人類の、この日本の再生能力と命を尊ぶ心を、現代の人間達は何者か、巨大な世界の目から試されているのかもしれないとさえ思うこのごろの自然災害。その陰で、一気に多発しているのは、むしろ、殺人や強盗、強姦と窃盗、と言った卑劣極まりない事件の数々だ。これは、一種のクライシス症候群ともいえるかもしれないが、元々の、心の弱さから来る、愚かしい判断。これもまた、一生懸命に生きようと努力を重ねる人たちへの、残酷なる人間の傲慢。こういう事を、一つ一つ、実は大きな力は見つめているのかもしれない。神様がいるか・いないか、それは誰も解らない。でも、今回の大震災や、台風被害の爪痕を見ると、到底人間や生き物には自由にできない広大無辺な力が、この世には存在しているのだと考えさせられる。さて、原発に関しては、なんだかさっぱり、細かい情報が掴めない今日この頃。あれだけの放射能汚染を、土を３センチ削っただけで、本当に除去できるのだろうか？樹木や牧草の高濃度のセシウムやヨウ素、その他諸々の放射性物質の除去が出来ない限り、食物や、水、空気といった、人間の生命維持に関わる全ての安全性は、どうなっているのだろうか？めまぐるしく見える政治界も、実は、手をこまねいているだけで、国民の視線を、違う方向に向けさせる要因を作り上げているようにも思えてくる。頼むから、福島の情報を、キチンと国民に示し、これからの対策のあり方を早急にまとめてほしいものだ。まだたくさんのご遺体が眠っている事を忘れてはならない。東北と北海道の冬は早い。だからこそ、早急な支援対策や復興計画の潤沢な準備が必要なのではないか？新政府がそういうふうに、みなさんの目には、映っていますか？おれ？・・・・う〜〜〜ん、とにかく、「どじょう」は、夏しか出てきませんので、冬も頑張れる「どじょう」であってほしいものですね。福島の汚染区域にお住まいの皆様の健康被害も、まだはっきりと、どこのテレビ局も放送していませんが、まだまだ過酷な現実が続いている事を、忘れないであげてほしい。そして、古里を離れ、生活を始めた皆さんを、差別するような言動や態度だけは絶対にやめて頂きたい。我々は皆、今や被害者ですから。日本の全ての人々が未来に残せるだけの、準備だけはしていってあげないと、未来の子供達に、大変な問題が降り掛かってしまう。とにかく、一人ひとりの出来る事を、ジックリと、しかも、速やかに実行していくように心がけていきましょうね。