MIND BBS 〜掲示板〜

月と地球。

石井竜也

11.09.26 02:34

毎年、3.5センチずつ地球から離れていっている月。10万年後には、今の2倍の距離になり、今の地球の姿は、なくなってしまう運命にある。そんな『絆』で結ばれた地球と月の関係。海の満ち引きや、地球の地軸の位置、隕石から地球を守ってくれる盾、引力の関係があったからこそ、生き物の進化が促された。ひょっとすると、今の地球の状態は、月の離れ具合によるものであるかもしれないのです。1年間に3.5センチ離れることを、小さな変化と見るか、大きいと見るかは人それぞれ違うでしょう。でも、実は、この微妙な距離の関係は、非常に大きな意味がある訳です。そう考えると、今回の大震災や、台風、世界中の経済破綻に見る、人類全体の情緒の不安定。人間も自然の一部と考えると、多少なりとも、全く影響がないとも言えないように思われますね。35億年前に二つの火星クラスの惑星衝突があり、吹き飛んだ破片が月を形成したとされている。つまり、地球と月は同じような成分で出来ているという事。ボコボコの表面は、自分の体を盾に地球を隕石から守り続けている姿。そこには崇高な自己犠牲を感じたり、けなげさを感じたりします。人間は、もっと、自然に感謝するべきだし、そこで何が起こっているかを感じる事がどんなに大切かを、今回の大災害で日本人のほとんどの人は理解したのではないか?と思います。自然界にない物を作り出すなんて、所詮、完璧なものなど、出来る訳がない。プルトニュームなど、エコの名のもとに、ガンガン原子力発電所を作りまくったおかげで、未来の人々は、その処理におびえながら生きていかなければならなくなってしまいました。100年から150年に渡り、この恐怖からは逃げられなくなりました。全く無害になるまでの20万年後に人類が反映しているかどうかは、別にして、こんな物が、生き物で満ちあふれている青く美しい星に必要なのでしょうか? 子供達は、全くその現実を知らされる事なく、危険区域で無邪気に遊んでいます。私たち大人のしでかした、無関心、無関係、無頓着が、今の原発問題の根本になってしまったのではないか?と思わざるを得ません。自分たちの生活の向上のためとは言いつつも、2度の原爆に遭った悲惨な過去を持つ国が、隠蔽と、一部のペテンで、60以上の原子力発電所を作る計画をしていたという事は、過去に自ら命を呈してこの国を守ってきた御霊に、あまりにも失礼な成長の仕方ではないか?とも思います。国旗や、国歌は、その民族の誇りです。右翼、左翼なんて、関係のない事。国民のその国における自己認識と誇りの証明が国旗や国歌なのだと俺は信じています。この時代程、日本人が、国旗に対して向き合った時代は、第2次世界大戦後、初めてではないか?と思います。日本は素晴らしい国です。そして、小さくても、けなげに復興し、礼節を旨として、人間関係を築いてきた国柄です。だからこそ、自殺も多い。それは、自分の中に鬱憤を閉じ込めてでも、他人に迷惑はかけられないという精神の現れなのです。悲しいかな、今の日本には、抱え込んでいる人を助けるまでの余裕はなくなりました。少なくても30年程前には、「隣近所」だの「お隣さん」などという言葉があった。それがまさしく人情なのだと思うのです。月と地球のように、人と人が程よい距離感を持ち、また社会全体でも、危険きわまりない、未来をも破壊してしまうような物質を持ち込まないように、これからは大人として、最大限の注意を払っていくべきですね。お金や、よりよい未来なんていう言葉が一番危ない!みなさん、だまされちゃだめですよ!!「気をつけよう、便利・格安・大儲け」

最新の発言に戻る

category

【ATTENTION】
当サイトでは、BBS内に書き込まれたURLのリンク先の情報、またその内容から発生するあらゆる問題についての責任は負いかねます。

BBSご利用上の注意