厳島神社の水没。
石井竜也
11.09.29 20:26
ついこの間のあの、風光明媚で荘厳という言葉がぴったりだったあの場所が、今は海水に水没している。しかも、今まであそこまでの被害はなかったというのだから、なんとも、言葉の発しようがない気持ちです。自分としては、厳島神社の傷が浅いものであってほしいと願うと同時に、自分のコンサートの次の日のピーボさんのコンサートで、嵐に近い天気を見たときに、あまりにも、景色が違いすぎて、多少、ピーボさんに申し訳ないような気持ちだったのですが、今はまたその何倍もの罪悪感に苛まれております。心、穏やかに、どうか、海の神よ、しずまりたまえ。これ以上、もうこれ以上、日本人を痛めつけないであげてほしいのです。決して、良い事ばかりをやってきたなんて、日本人は、思っていません。出来損ないの部分も沢山あります。でも、それはどの国も一様に、善悪の部分は、あるでしょ?決して、他の国と比べて、そんなに悪い事をしたでしょうか?なぜにここまで、日本を?・・・。これも神の意志なのであれば、致し方ない、せめて、今、苦しんでいる、津波被害に遭われた東北や、福島の原発で、毎日不安を抱える人々、先日の台風で、犠牲になった多くの被災者の皆さんくらいには、優しい顔を見せてやってほしいのです。僕の歌なんぞ、歌ってしまったからでしょうか?そんなに嫌な歌だったのでしょうか?厳島に集えし諸々の神々よ、この次には、比叡山・延暦寺にて、心穏やかに、行かれる、神仏に対して、もっともっと、心を込めて歌います。どうか、もうこれ以上、苦しめないでやって下さい。