13日のNHK「スタジオパークからこんにちは」にて
キョウコ
11.10.12 21:36
13:05から始まる番組ですが、その中の「暮らしの中のニュース解説」というコーナーで「糸と針の手仕事を被災地で」という内容が紹介される予定です。
これまで何度か通ってきた岩手・福島の被災地で、一緒におしゃべりしながら編んできた女性たちの手編みニット商品が30以上完成し、その中の1,2点がこの番組で紹介されることになりそうです。
毛糸は各家庭に眠っているものを集め、「私はもう年で目が見えないから」と道具も無償提供してくださる方もいました。デザインは知人のデザイナーにお願いして講師としても被災地に入ってもらっています。糸と色の組み合わせが1つ1つ違う、世界で1つだけのニット作品を選ぶ楽しみもあります。
今、編み手が40人強になり、予約注文した買い手さんから残暑お見舞いの葉書も9月に被災地宛に書いてもらいました。戦争を体験した人、病魔と闘いながらも応援してくださる人の励ましの言葉は優しさに溢れていました。
会津若松・宮古に加えて明後日から岩手県岩泉町の仮設住宅でもスタートします。想像以上に気持ちがつながり、地域・世代を超えた交流が出来ていて、知人がSNSならぬ「ソーシャルニットワーク」とダジャレのようなネーミングをつけてくれましたが、結構気に入っています。
もしお時間のある方がいらっしゃったら、番組をチェックしてみてください。80歳を超えたおばあちゃまの素敵な作品などをご覧いただけると思います。