最近のテレビ・・・・?
石井竜也
11.10.30 05:06
最近になって、やっと、ワイド・ショー系の番組を見る機会がありました。旧体制然としている、投げっぱなしのトーク。見せようとも思っていない、セットの数々、稚拙なコメントと、受け取れない司会者。変わらない変な空気が、とても嫌悪感をもよおしました。一つ一つの事件や、震災を扱う時のビビリながら、一方では変な笑いを取ろうとする、番組の変態的な体質。この空間で彼らは、並ばせられ、いじくられ、空虚な言葉を、あたかも「驚き屋さん」の用にプロの嫌らしい部分まで隠せないで、言葉にする。見識のある事しか、自信のない顔は、見ていて、こんなに、この手の番組って必要なのか?とも思います。これなら、インターネットのYOU TUBEで、見たい情報と、偶然の情報を見つける旅の方が完全に良いですね。あの世界にいると、人間は、こうも横暴に物事を、切りさばいていけるんですね。ある意味、凄い事ですが、中途半端な受け売り状態の情報を、言葉の説得力もなくただダラダラ流し続ける時間は、魔の領域ですね。取り上げる話題も、言ってるコメントも他の同じタイプの公正に気を配りながら、内容無視の司会者が時々垂れ流すように論点もない軽薄な社会批判をしたところで、いったい生産的な何かが生まれてでも来るというのでしょうか?俺には、あの人達がいったい、何がしたいのか?さっぱり解りません。ボードに書かれた毒々しい色彩の暴力のような乱雑な書かれよう。時々、何のために張っているのか、剥がすための目隠し情報の枠。でも剥がしてみても、たいした事は書かれていない。余計に情報自体がうさんくさくなる一方のワイドショー。これを、『情報の中心』として、見ている人がいるのなら、大変に危険きわまりない、状況ですね。もちろん、需要があるから供給があるのでしょうから、あんだけ同じもんがニョキニョキ出てくるという事は相当の人気?・・・なのかな?・・・。大人のような振りをした演技で構成される、ワイドショー乱発時代。あれで、「大人の振る舞いだ・意見だ」と言い張っているとしたら、・・・悪いけど、稚拙すぎて、何もかも、疑う事になってしまうのも当然ですね。俺たちが知りたいのは、あれだけの時間を使うんだっら、タレントのザレゴトじゃない。今の本当の現状。それが怖くて、クライアントの締め付けの中でしか、作れないのなら、さっさと、店をたたんだ方が良いのでは?・・・・残念!!