私たちの星を考えましょう。
石井竜也
11.10.30 22:51
まず、地球温暖化の末期的症状であると、危機感をあおられ、世界の人間の出す二酸化炭素の量を50%削減しないと、地球の大気のバランスが崩れ人類は、壊滅と・・・。そのうち、アメリカではリーマン・ショックからサブプライム・ローンと、世界にその経済破綻は広がっていきました。そのあおりか、ギリシャの経済破綻、ユーロの世界的価値が崩れ、アフリカでは、カダフィ以外にも、政治不安による虐殺と、戦争が耐えません。イラク・アフガニスタンでは、アメリカ兵が異常事態という程、狙われて、1年ごとに撤退している状態は、速やかな敗戦と呼ばれています。そのうちに、スマトラの津波事件に端を発する、インド洋プレートから、ユーラシア・プレートがずれた結果でした、九州では、既に、15年前から不穏な火山活動が活発になっていました。そんなときに、2010年2月にチリ沖地震が規模は小さかったですが日本を津波が襲いました。その年にはハイチ、中国北部の大地震では40万人以上がが生き埋めになり、そして、翌年にはニュージーランドで約200人の犠牲者、東日本大震災の脅威、現在では、トルコの東部をマグニチュード7・2の大地震が襲いました。現在の死傷者の数は5000人に達しようとしています。しかも、トルコの隣国にある、原子力発電所が危ないという噂が世界中を震撼させています。日本でも世界でも、異常気象はまだまだ続きます。ついこの間も、オーストラリア中部に異常発生した多発性竜巻の猛威はあまり報道されておりませんが、もの凄かったと聞きます。アメリカでも、異常気象の連発。タイでは、水害で、首都のバンコクでも、水没の危険を叫んでいます。世界の自動車産業の細かな部品等を、頼っていた経済大国の大企業も、今のこの状態には、太刀打ち出来ない状態。いったい、私たちの周りで、何が起こっていると思いますか?・・・『地殻変動』です。地球は、14~15枚のプレートによって構成されている出来の悪いパズルのようになっていて、その一枚一枚は、実は非情にもろく、以外にも凄いスピードで移動しているのです。しかし、小川が急に濁流になるように、自然は、人間の都合に合わせてなどくれません。どんどん変わっていく、地球自体の変動期であるとまで『断言』する地質学者もいます。実はCO2の問題も、世界のオイル・マネーがうごめいていて、水面下では経済戦争が巻き起こっているなんていう噂も囁かれております。今回の、サイバー・テロにしても、いったい、なぜにこの時期に?とお思いになるでしょうけれども、パニック状態の国への侵入が一番早い。アメリカ同時多発テロのあとも、アメリカの軍事機密情報がサイバー・テロにより、一部流出したという事もあり、完全に世界の均衡は、人口の比率の問題になってきているのです。中国は16億人、著しい経済成長には、それなりのツケがあるとは思いますが、もの凄い勢いです。それに比べ、G8と呼ばれる国のほとんどが、少子化問題に悩み、年金・福祉・雇用の問題に、堰を切ったように同じタイミングで問題が起こっています。そして、世界人拡散する核兵器と、それを作り出せるであろう核燃料型の発電所の膨大な数。北朝鮮は、世界の反対を押し切って、ウランの濃縮を始めた模様です。日本と韓国の情勢も、民意としても、政治としてもバランスをとる事が難しくなってきた昨今。結局、どこに逃げても、キケンは、波紋のように幾重に意図せぬ方向から波及しているという事だけは確かです。これでは、自然環境の厳しさと、災害の多発で、経済は世界を冷やしていくでしょう。一旦、世界のデフレが始まってしまえば、もう、止められません。この危機を世界と手をつないで、一緒に人類が共有出来るでしょうか。少々強い国同士が、火花を散らしたら、豪華船に火がつきそうな予感がしてならないのです。せめて第2次世界大戦のような愚かしい戦争だけは回避してほしいと、願うばかりです。未来は、自分たちのモノじゃない。次に渡すための人類の小さな種なのです。経済的に言えば、世界の経済界のほとんどが、プロトノミー状態、つまり、1%の裕福層の懐を肥やすために99%の人が貧困にあえぐ時代の到来が近いのです。もう、アメリカや、ヨーロッパでは、そうなりつつあり、エネルギー問題や、兵器ビジネスの需要は上がっているのです。中国やインドは、人海戦術で、着実に、工業基盤を固めていますし、共産国の勢いも徐々に上がってきています。島国である日本の戦器は、未だ、見えておりません。モラルのある、せめて、人の心を持った国でいてほしいと、願うばかりです。そうでもなかったら昭和の対戦で、『神風』で命をなくした人々に、顔を向けられませんよね。平和の維持と命の尊厳を、国の大基盤に据え置いた政策を切に願います。これ以上の甲状腺の異常を、子供達にさせたくない。このあと白血病の発症率が上がらないことを、俺としては祈るばかりです。何より、横浜で検出されたストロンチウムに関しても、説明をキチンとすべきです。これは、半減期30年という、今まで、テレビで何度も連呼していたヨウ素131や、セシウムや、微量のプルトニウムは比べ物にならないほど、危険な物質です。セシウムの300倍の毒性があるといわれています。人体に入ると骨に蓄積し、内部被ばくにより難病を引き起こすそうです。特に、『もんじゅ』などの高速増殖炉での事故となると、このストロンチウム汚染や、MOX燃料の中に含まれる、膨大なプルトニウムが非常に危険きわまりない存在になります。この場合被ばくとは言いません。放射能拡散です。誰も逃げられなくなります。早く、原子炉の、国としての態度をはっきりとしないと、また新たな福島が出来ます。この星は、宇宙に1個です。貴女も、俺も地球に一個の生命です。いや、宇宙に一個の存在です。もう一度、世界からの自分と、自分からの世界を、見渡してみましょう。