MIND BBS 〜掲示板〜

詳細なデータでしか、本質は解らない。

石井竜也

11.11.07 00:00

こと、東北の復興問題や、壊滅状態にある、漁港の修復等、目に見える復興・再生に関しては、地元、ボランティア、(あんまり言いたくないけど心細い)政府、NPO法人の各団体等の後押しもこれから、まさか、100%のウソはつかないでしょう。しかし、こと、福島の放射能問題においては、このどれもが口を固く閉ざすような現状が続いています。自衛隊の派遣も、躊躇していた最初の政府の動きを見ていても、福島の原発事故問題に対する国の指針は、随分と、立ち後れ、情報のかく乱を目的に動いているのだろうかとも思ってしまうほどの現状が続いています。まず、世界基準値の公表、そして、今政府が出した、あるいは、東電が出したこの国独特の基準値の比較を、しっかりと、公表して頂きたい。特に、ヨウ素137、セシウムの拡散状況、ストロンチウムの濃度の分布、台風で、相当広範囲にばらまかれたであろう、放射能汚染の現在の状況。これは、台風以前の数値がほとんどで、あれだけの被害を出すくらいの風邪と雨の状況で、相当数の放射能拡散が起きた事だけは確かだと思うので、これは絶対に国民を、脅かすのではなく、事実をキチンと伝え、そのあとの対策を、示して頂きたい。『みんなでガンバロウ!』とか、悪戯に元気な言葉を、口じゃいい加減な事も言えるでしょうが、現実は現実として受け止める権利が国民にはあるはずです。それを、乗り越えての生活であり、身の振り方、人生のこれからの設計でしょうから、ここでも、より、具体的な意見の情報ツールをどんどん、出していって下さい。そのときに、一つだけ、注意があります。科学的な事は、日々変化し、特に、この放射性原子の研究は、まだ曖昧な場所の多い分野です。そこに書かれた数値だの、これが現実だ!とか、自信ありげに研究者が書き連ねている事も、まともに受けないようにしてください。世界的な基準や、その物質が体に起こす変化・変異状況は、まったく、未知の分野と言っても過言ではありませんので、あまり、その本文からの衝撃を、100%信じない方がいい。「まあ、これはあぶないのかも・・・」とか位で、とどめておいた方が言いでしょう。研究たって、自由主義国家の場合、核実験の回数も、共産国に比べると、だいぶ減ってしまっていますので、まずは、中国の、今の状況が、沢山、サイト等にも掲載されております。まあ、徹底的に酷い状況は、こうなるのだな・・・くらいには、見れますので、現状把握と、極端な例くらいは、目を背けず、見ておいた方がいいでしょう。

*(注意)相当ショックな写真等もありますので、妊娠中の方等には、あまりお勧め致しません。

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