経済戦略の世界動向。
石井竜也
11.11.08 23:22
発足当初は、シンガポール、ブルネイ、チリ、ニュージーランドと、気の合う環太平洋岸の小さな国々が、経済の発展を前提に、静かに酌み交わして作り出してきたこの協定が、今まさに、巨大国家アメリカ、超破綻国家アメリカにより、日本の経済侵略とまで言ってもいいほどの恐喝じみた、強制協定になりつつある事を忘れてはならない。後の無いオバマ政権と、後の無い野田内閣の「なあなあ政治」。日本以外のGDPの比較を見れば、自ずと、ターゲットが、日本である事が手にとるように、理解出来る。経団連では、どんどん、安い賃金の移民者を受け入れ、日本の農業方針や歴史までも、破壊していいから、安く作ろうや!と国民ににじり寄ってきているこの現状。内側と、近隣諸国を操り、まるで、ここに参加しなければ、世界のグローバリゼーションから目も向けてもらえないぞ!とばかりに、迫っている、アメリカ畜産農業界。ところが、この政策は、数年で、終わるのが目に見えている。ここでも何度も僕が皆さんに言っているように、アメリカの社会経済の根幹は、既に、リーマンショックの時に、完全に破綻し、今のアメリカの構造は、プロトノミー経済。つまり、1%の富裕層に献上するための賃金で働く貧民。まるで、ローマ帝国の貴族と奴隷の関係である。日本で、こんな事が起こったら、中国のように国土の広い場所ならまだ知らず、こんなにも繊細な国がこのあおりと恐喝を受けてしまったら、経済破綻どころではなくなる。経団連は、どこの移民を雇って、日本人の収穫を、どんどんやっちまえと言っているのだ。・・・まてよ、だったら、今、必死で働いて復興を目指し、必死に心で、動いている日本国民は、一体どうなる。その国その国に、文化文明、精神性、人情、愛情、いろいろな、いい意味での特徴がある。それが日本の、あるいは、他の国でも、魅力となって見える物だ。文化を忘れた日本人を、世界のどの国が、リスペクトし、好きになってくれるのか?しかも、放射能と、ほぼ、同じくらいの危険性で、子供達の体に入る食の問題です。強力な農薬、注射で太らせられる牛肉、目も見えない鶏の肉、完全に栄養バランスを崩したポークなどが、何の審査もなしに、皆さんの隣に売られるんですよ。どんだけ、危険な国に成り下がれば、今の政治家達は、満足するのでしょうか?何が、文化国家だよ、こんなんなら、ただの奴隷こくと言われても仕方が無いな。中国の確実な経済成長を、ちょこっと見て、決めたオバマも、安易だな。これから中国のバブル崩壊劇は、もの凄い事になるかもしれないのに。天安門どころの騒ぎじゃなくなるでしょ。今の日本は、とにかく、内需拡大と、崩壊した場所の一日も早い復興、それだけでじゅうぶん国民の民意は一つになれるのに、そこをクリアーした時点で、ゆっくりと、交渉というものはするべきでしょ。「今、復興中なので、ロボットを送ります」とか言って、いい加減な逃げ口上をロボットに言わせて帰ってくれば?「TPP君」とか名前つけちゃってさ。