一体どうしたら・・・。
石井竜也
11.12.18 01:15
さて、野田さんは、「福島原発事故収束を30年で実現させる」という、今更いわれてもなあ・・・、という微妙な決断?まあ、覚悟かな?・・・あれ、解んなくなっちゃった。セシウムの半減期が30年以上、プルトニュームについては2万年とも3万年とも言われている事は、もう一般市民レベルでも周知の事実。そこにきて、まだウソを言うか?と・・・これ、何を考えての発言だったんでしょ?。「なんか、言わなきゃ」的な、自分自身の葛藤を、ただ、なんとなく言ったのでしょうか?全く科学的根拠も持たず、保案委員のていたらくを横目で確認しているのにもかかわらず、水質の汚染状況や、世界からの軽蔑のまなざしを受けるような、恥ずかしい自己防衛・正義の味方的発言では、もう、この震災に見舞われた人々の心を逆に逆なでしてしまうことに気付かないのでしょうか。常識を疑ってしまう。でもまあ、政治に期待してもしようがない。我々が自分達の手で、復興の足がかりを作っていかなければ、ならない時がとうとう目の前まで来てしまいましたね。総理のこの発言は、また、現政権の基盤を揺るがし、悪戯に福島の人々の心をもてあそんでいるとしか見えない事を、十分に理解していっているのか?俺には解らないけど、いずれにせよ、こんないい加減な内閣は、世界広しといえども、日本だけでしょう。「のんき」・・・。今日も、寒空で、東北の人々は亡くなられた身内や心の中の葛藤と、必死で戦っていらっしゃる事を、考えての発言だとしたら、言葉をもう一度、勉強した方がいい。中学生にも解るようなその場限りの自己満足は、よしてほしいですね。悪い冗談です。著しく根拠と論拠を持たない理念がこうまで無様だとは、思いませんでした。ある意味、良い物を聞かせて頂きました。悪い方の勉強になりました。でも、考えてみれば、国民の自己努力の結果でもある第2次世界大戦からの復興であったと思います。いろいろな時期の首相は、名前が残っていますが、結局、民衆のパワーと、自己努力で、切り開いてきた今の日本の現状ではないか?と思います。結局、一人一人が今何をすれば良いのかを、計画にし、仲間や自発的に出来る事から、小さな努力を重ねていくしか道はないのですから。自分で、たちあがるしかないわけですよ。この9ヶ月あまりの政治を見ていて、とにかく真っ先に思った事は、「こりゃあ、自分でやらなければ、何も進まねえな!」でした。これと言った何の手も打てない東北復興支援問題、原子炉の現実的、また、生命重視の解決策とその後の福島の方々への保障と、見えない先行き。立ち後れた第3次予算、その場限り、金集め制作、TPP問題、普天間基地移設問題、アメリカとの外交交渉の不手際、尖閣諸島の奪還と強い抗議の意思、このデフレに、増税するという夢ごとを繰り返すばかりの国の中心人物は、限りなくアイデアのない、まったく創造性に賭けた政策の乱発が招いた悲劇が、海に核汚染水を排水した訳です。日本の「食の文化」は、あっけなく終わってしまいます。これを取り戻す事は限りなく不可能に近いという状況を、自ら招いてしまった。それでも、人は生きていかなくちゃならない訳ですが、さて、どうやって、ここを切り抜けていくか?・・・・問題は日に日に大きく膨らんでいるのに、テレビじゃ、どうでも良い事の連発で、『絆』は、こんな事をするのか?と思わざるを得ない状況です。おそらく既に大量の核物質が日本中を飛び交っている訳ですから、離れていても、この小さな国での距離感にほかなりません。