「怒り」の連鎖。
石井竜也
11.12.26 21:05
確かに、今の状況はどう見積もっても、良い状況とは、ほど遠い。怒り心頭も理解出来る。一人の人間として当然、自分や家族の命に直結する経済や政治、国難に有事・・・今の日本を取り囲む国々の多くは、今の日本の状況を、手ぐすね引いて待っていた国ばかり。しかし、ここが肝心。怒りは時に人間から冷静な判断を取り除いてしまう。怒りだけで突っ走れば、見えるのは必ず敗北だけです。我々はあらゆる今の問題に立ち向かうときに、「冷静」でいなければならない。決して怒りの矛先を、外に出してはいけない。そうすれば、「隙」が出来る。この機に乗じてこの国の転覆、あるいは併合を望む国が周りの殆どである立地条件の最悪なシナリオは、どんなに勉強しない人間でも理解出来る。だから、ここは、「顔だけでも冷静」に、沈着に物事の真意を見極める必要がある。例えば、「東京電力と政府が癒着している」とかをまことしやかに語る奴もいるが、本当にそれだけだろうか?確かに「天下り」の温床になっているのは解るが、自分の国まで転覆させて、何が「彼の利益」になるのだろうか?ここには想像もできない汚い「やり口」の強国の介入は、本当にないのだろうか?いくら官僚だのなんだのとほざいていても、「自分の国」まで売って得をしたら、相手先の国まで敵にする事ぐらい解るだろう。「裏切り者」を本当に信用する奴がいると思うかい?どんな極悪な世界でも、相手方と通じている輩を信用等絶対にしない。つまりは、この今の状況は、国中が慌てふためいている状態にあるのだ。だから、答えも見えないし、探す手だても浮かんでこない。物事に創造性を著しく欠いた状態なのだ。ここで国民が「怒り」に走れば、国の中心に「ホっとする奴」が出てくる。「そいつ」が犯人だ。これから、皆さんはよ〜〜〜〜く、今回の騒動の関係者達の顔を覚えておかなければならない。まだ自分で出て行っている人に、「極悪」はいないと思う。そう言う人は、絶対に前に出ない。そういう人、またはそういう人の思惑が今の日本をある程度、このような状態にしていると言っても、過言ではない。邪悪な奴ほど、品格に満ちているように見せる物だ。