「ボランティア」という難しさ。
石井竜也
12.02.06 21:49
確かに「ボランティア」という行動がある事で、被災地に対してのいろいろなサポートが存在します。そういう行動は、確実に被災地の手助けになっていると思います。ただし『ボランティア』という名目のもと、被災地の状況がある意味、複雑な構成になっている事も確かで、「善意」の行動には本当に難しい実情があるとも思うのです。それは、各地にそれ相応の文化や人情が細分化して存在するという事ですね。それはとても面倒で、複雑です。そういういろいろを、全部抱きしめた全てが、満足のいく「復興」に繋がっていくとも思いません。誰しも、悪意でやっている事ではありません。しかし、そこに滞在する人と、一定の時間帯だけで自宅に帰れる状況にある人には、雲泥の差があります。その事を、肝に銘じて、被災地に入っていってほしいと、今日このごろの私は考えています。