MIND BBS 〜掲示板〜

ひとりごと

12.02.20 09:48



基本、人は「ひとりであり、自分自身と向き合いながら、自分の力で、様々な困難を乗り越えていかなくてはならない生き物」であると思います。
そして、そんな自分を取り巻く、人であったり、物であったり、自然であったり・・・、そんな様々な形で、自分自身に恵みや助けを与えてくれている存在に、どれだけ気付き救いとできるかは、それぞれの人の性格や考えや判断、生き方や、心のあり方、置かれている状況などによって、本当に様々であると思います。

例えば・・・・・、
木は木でしかなく、自分の意思で何を出来るわけでもなく、ただただ、自分に与えられた場所で芽吹き、命がある限りに、緑を茂らせたり、花を咲かせたり、実を実らせたり・・・、木は、理由も理屈も関係なく、そんな自分に与えられた宿命を繰り返しているだけなのですが、そんな木に、人は、時に心を癒されたり、時に空腹を満たされたりします。そして、そんな木も、時と場合によっては、存在そものもを「こんなとこに生えやがって邪魔で迷惑だ」といわれることもあれば、日差しや雨から身を守られた人には「こんなとこに木があってくれて助かった」と思われることもあり・・・、山道で足元に転がる大きな枯れ枝となれば、つまづいた人には「邪魔なもの」と扱われ、杖として求める人には「ありがたいもの」として大切にされるように・・・、
本当に、何が邪魔で何が必要になるかなんてことは、その時々の人の心が判断するもので、とても計算しきれるものではなく、まして、万人全てのひとを一瞬に救うことができることなんて、この世には存在しないと思うのです。

また、石井さんも以前おっしゃられていたように、援助や支援は「今」だけではなく、今後、本当に永い時間をかけて必要であることと、また、今は「ひとごと」で過ごせている地域や人たちにもふくめ、今後、日本全体に、さらなるどんな試練がまちうけているかなんてこともわかりません。

また、自然災害に関することだけだはなくても、今も、様々な大きな苦痛や苦難と向き合いながら、救いを求めていらっしゃる方々も沢山存在するとも思います。

だから・・・、本当に、石井さんのような、特別に大きな使命を持たれた方も、私のような何もないちっぽけな使命しかもたないものも、とにかく、何か「お役に立つことがあれば」という、そんな思いを持ち続けて、本当に特別なことではなく、ただただ、その時々に、自分に与えられた使命のなかでできることを、冷静に判断し、黙々と自分の日常で実行できることをし続けることこそが大切で、そんな、小さな行動と心がけの積み重ねが、どこかで、いつか、何かの人の助けにつながっていたり、自分も助けられることにつながるのだと感じました。

でも、その「当たり前のことを、当たり前に黙々とやり続ける」ということが本当に難しく・・・、それをできる方は、本当に立派だと思います。

自身は、本当に反省ばかりの人間ですが・・・。

石井さんの場合は「当たり前」ではなく「特別な」使命を持たれた方であり、その分、良くも悪くも、御自身に跳ね帰る反応の衝撃が大きいと思いますので・・・、本当にその心に負われる痛みや葛藤は、とても想像しきれるものではありませんが・・・、

でも、その、特別な使命を脱がれた石井さんは、震災で大きな傷を負われている「おなじ人」であり、その、自らの痛みの中で、同じく、苦しむ人たちの苦痛に向き合われることは、本当にすごいことだと思います。

そんな、石井さんの姿に、気付かされて学んだことことを、私なりの精いっぱいで、大切にして、生きます。

ながながと、訳のわからないことを書いてしまってすみません。

場違いの言動であれば省いてください。

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