12.02.26 20:48

無限の宇宙の片隅の銀河系、そのまた片隅の太陽系第三惑星・地球にある、細長く小さな国・日本。そのどこかの街の小さな部屋に君がいて、何かを考えている。泣いている。笑っている。苦しんでいる。悔やんでいる。欲している。愛している。みんな、そんな風に生きているんだ。どの国でも、どの街にでも、悔しさや、悲しさは時に自然災害で、時に科学的な脅威で・・・。それでも、僕たちは、生きている限り、未来をみて、歩いて行かなければならない。悔しさや、憎しみで、未来が明るくなる訳もなく、ましてや政治になんか頼ったところで、自分の幸福には繋がらない。なぜなら、君は、一人の人間だから。一人の可能性だから。唯一無二の存在だから。だから、こうして、生きているんだ。どこに向かっていようが、何かを見失っていようが、どんな苦難があろうが、時間は過ぎて行く。この宇宙の中にいる限り。それをどんなに人を恨むことで解消しようとしても、それは自分をおとしめ、憎悪の闇に自分で入って行くだけかもしれないね。どんな、人間でも、自分の未知は自分で切り開いて行く物なんだよ。それは、この地球に人間らしき動物が歩き出した時から、多分、・・・いや、絶対！同じなんだと思う。だから、遠くを見ながら、足下に気をつけるんだ。ぬかるみはどこにでもある。しっかり、前を見て、足下の大地を先人達が作ってくれた道を歩いて行くんだ。今はそれだけを考えよう。それからはそれからさ。また、そこについてから、考えればいい。今はそれで十分だ。