ごめんなさい、僕はもう絶えられない。
石井竜也
12.03.23 23:01
被災地での生活は厳しい現状が未だに何の手ほどきもないまま、放射能と、様々な、危険要素をはらみながら、復興にはほど遠い、現状が続いているのです。元々過疎で苦しむ小さな漁村には、この津波のダメージの大きさは受けとめられないのです。どうか皆さん、このことを理解してあげて下さい。特に神戸での震災を経験された皆様におかれましては、仮設住宅の、不便で心も沈むような生活がどんなものかがよく理解出来ると思います。どうか、東北の避難所生活を余儀なくされておられる約30万人の苦しみを、すこしでも理解してあげて下さい。そして、周辺の小さな港町の現状はもっと手ひどい仕打ちです。僕の故郷は、大地震、津波、放射能汚染、過疎、風評、と数え上げたらキリがないほどの何重もの苦しみの中、子供達を、憂いて、大人達はどうしていいやら、確実な答えを探すことも出来ない状況で生活しているのです。国の保障も、東北じゃないというだけでわずかです。そんな金額で、生活基盤なんか作れるはずもなく、放射能汚染のせいで、進出してくる企業もなくなってしまいました。零細企業も、撤退か倒産のいずれかを選ばざるを得ない状況は、残酷にもほどがあるとしか、言いようがありません。少なくとも、北茨城市の状況は、それでもまだいい方なんです。もっとひどい状況や、目に見えない被害に苦しむ港がいっぱいあることを、忘れないで下さい。お願いします。