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北朝鮮ミサイル問題。

石井竜也

12.04.11 13:21

「国民を守るため」という大命題で行われる各国のミサイル配備。配備の条件とし必ず、しなければならないことが、発射実験だ。だとすると、なぜ北朝鮮は、それをしてはならないのか?迎撃とは、どこまでのことを差すのか?が全く議論されておらず、この国には、戦時体制の規則も、国防の原理も存在してはいない。だから、どんなことでも、違う法律を使って、軍備体制を強化することも自由に出来るとも言えるのだ。じゃあ、日本は既に軍事国家じゃないか?という方も大勢いらっしゃるとも思いますが、安心して下さい。日本は第九条の第二項条文にて、自国の安全確保以上の軍備を持つことは許されていないのです。だから、アメリカとの安保条約が規定されている訳です。問題なのは、このミサイル問題と、核実験がセットで行われようとしているというアメリカ側の情報が本当なのか?ということ。もっと、突っ込んで言えば、アメリカの思惑もあるのではということ。過去にも、敵対に値する国に敵対意識を増幅させ、対戦、または内線のような事態を作って、その主義主張がアメリカ寄りの方に、常に武器受給をして、戦争を大きくし、その戦時需要でアメリカの経済は支えられてきたという事実があることを忘れてはいけない。これは、今の野田内閣が必死で原子力発電所の即時再稼働を、しだしていることと、全くの無縁ではないかもしれません。北朝鮮の情勢を見ても、キム・ジョンウン体制を強固にするためには、世界に対しての強固な政治体制が組まれていることをアピールしなくてはなりません。それが独裁制軍事国家という物です。こういうパフォーマンスは、同じような国では意外にも日常、行われていることです。イラン、エジプト、イスラエル、中国、ロシア、もちろんアメリカ・・・数え上げたら、キリがない。つまりは、軍事状況の微妙な場所には必ず、ミサイル実験がつきものであるということ。ただし現在、日本がこの状況に対処すべく準備しているパック3や、数隻のイ−ジス艦などの国家防衛戦略は、たった一発のミサイル実験のための防衛であることが気にかかる。これが妥当なのか?まるで軍事統制下の国のように、当たり前のように整備された軍備。これを警察権行使という理由だけで片付けている平和ボケな日本。本来なら、これだけ多くの主義主張の違う国が周りを囲んでいるような国の場合は、最初から、軍備、あるいは、戦闘体勢を目的とした軍備制約は、30年前からあってもおかしくないはず。・・・これが54基の原子炉を作らせた理由なのかもしれません。原子力発電所は、「日本の恐怖が作らせた、小さな国土しかない国の極度の神経質、苦肉の策・防衛手段」だったのではと。つまり、これが国策ということなのです。原子力推進派に理由なんてありません。

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