MIND BBS 〜掲示板〜

3・11は、無駄ではなかった。

石井竜也

12.04.16 20:43

あの大震災が我々に教えてくれたことは、計り知れない。いかに人間が無力か、そして、情愛や慈しみに溢れているか。その反対の状況も、恐ろしいほど見えた。社会の構造も、何となく『嘘』がばれた状態。そして何より、自然がどれほど怖いものか。そして、平和に暮らせる当たり前の状態の日々がどんなに貴重な時間だったか。僕らは随分と小さなことで、悩み、小さなことで人を傷つけ、小さなことで憤慨していたかを、教えてくれた。街という単位が、本当は人の集団であることに気がついた。虚飾と本質と現実と慈悲、悲哀と落胆と絶望と困惑、勇気と感謝と援助と救済。生命と人生、精神と信仰。・・・とにかく、いろいろな立場での一人一人の「学び」が今回の東日本大震災での教訓や指針になったと思いたい。幾多の尊い命が天に召され、ほんの数センチの違いで助かった方々もいらっしゃるだろう。後悔や苦境に悩まされている方々もいらっしゃると思う。そして、今現在。混迷するばかりの政治不信と、社会的な不安定な実情。こんなことをやっていていいのだろうか?我々は、学んだはずだ。南相馬の子供達や妊婦さんなど、次なる未来の命を危険にさらしていい訳が無い。除染、除染というが、今行っていることはただのパフォーマンスでしかないことは誰もが感じているはずだ。OK!・・・俺たちは、この突然起こった苦難に直面し、「学んだ」・・・はずだ。だから、知る権利がある。俺たちは、成長したはずだ。そうでなきゃ、亡くなっていった幾多の命に申し訳が無い。生き残った我々が新しい生き方を模索して行かなければ、本当にこの国は終わる。そんなこと許されない。危険か危険じゃないか解らない公演で無邪気に遊ぶ子供達を見てみろ、あれが日本の未来だ。こいつらを、恐怖の国に遊ばせていていいのか?俺がノアなら、5000万人収容の船を3隻作って、まずは10年、特別な人以外は全て、オーストラリアの広大な大地に土地を借りて、とりあえず、契約国『日本』を作る。その間に本格的街作りや、本当の除染、これから帰るための準備のために、県や市も協力して、新しい区画整理をしておく。帰ってきた日本人は、又いろいろな職業に従事し、命尽きるまで笑顔で暮らす・・・って、ことはどうだろうか?・・・無理・・・か?トホホ・・・。

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