心のないどうにでもなる機関の事は信用しない。
石井竜也
12.04.30 12:26
テレビのお気楽なニュースとかワイド・ショーの類い、政治や国家権力、金で記事を書き換えるような新聞、うわさ話しか掲載しない雑誌や、底の浅いラジオ番組や、大きくても自分の私腹しか考えてなさそうな企業等、世の中、信じられる事柄がなさ過ぎますね。こうやって、メディア批判に聞こえる言動をすると、『愛国者だ!』とか言われて、テレビ局から、抹殺。・・・酷いもんです。日本が今どうなっているかといえば、IAEA参加国、原子発電推進派の立場を色濃くしていった経緯のある日本は、あくまでも、国の威信を賭けての原子炉復旧を目指します。国策として、原子力発電所の建設を、国際貿易の上位に掲げていた国ですから、つまりこれからアジアを拠点に、原子力、売り物にしようとしていた大計画の真っ最中に起きた出来事が『福島問題』です。国は、1億2000〜3000万の人間が生かされていれば、平気で、20万人は切り捨てるということでしょうか? そもそも資本主義の原理はそういうことですしね。要するに商売のために必要なのは、『ここで作って修理も出来る』という単純な製品管理能力でしょ?・・・悲しいかな、その実験途中が福島の原発問題なのです。彼らは、あとになってどうなろうが、そんな事は考えてはいないでしょう。つまりは福島はこれからの輸出産業に欠かせない、「実験場」な訳です。中国も北朝鮮も、このごろ、韓国までも、敵対国にしている「日本」の立場は、四方を敵に囲まれた・・・言いたくないけど、絶対危険区なのです。ロシアの動きも、震災から活発になったと聞きます、アメリカがTPPを持ち出してきましたが、アレは『ゆさぶり』ともとれますね。北朝鮮や、その後ろで糸を引く中国の、アジア中国化政策は、アメリカの今の国力だけでは、到底無理でしょう。リーマン・ショック以来のアメリカは、完全に破綻したコンピューターのようです。キーを打っても、間違った文字化けをする。原子力の国、フランスの動向が今の世界の民意の象徴です。原子力を、強い指導者意識で、推進してきたサルコジの微妙な立場を見ると、何となく核廃絶は世界の人民の声なのに、経済界と、軍事大国の理念が絡まって、核弾頭搭載大陸間弾道ミサイルが、到着点という所でしょうか?世界は、そこで商売しようと企んでいるのが現状です。40年も前にどこの馬鹿が考えだした事かは言いませんが、愚作を、よくも世界的に広めてくれたもんです。感謝しても、感謝しきれませんね。国は、自然になにごともなかったように、「福島」を消そうとしています。薄らいでいく人々の人口離散。民意が果たせないくらいに薄くなってしまえば、それは少数派の意見になりますから。この後は、人がいないのだからシャット・アウトでしょう。実際、世界からの批判も相当あるようです。これはチベット問題となんら変わらないように思います。同じ民族、同じ納税者、同じ言葉を使っている人々にこの仕打ち。これは第二次世界大戦の頃の軍国主義と、全く変わらない状況だと意言う事ですね。メディア批判をいくら民意が弾圧しても、どうにもならないでしょう。完全に飼いならされてますから。大企業と国政運営機関ですからね。信じても、ごまかされた方向にしか、いきません。『信じるな!』が今の俺の本音です。これから起こる海水汚染問題の中国や、韓国の持っていき方次第では、日本の金融機構はほぼ壊滅するかも?です。世界が狂ってきている現状では、小さな民意は政治利用されるだけで、力を持てません。「何故か?」情報過多にすればいいのです。これはヒットラーも、軍国主義時代の日本も情報統制の嵐だった訳ですから。国民をだます事なんて簡単なんです。正道を言う人々を、「愚か者」に見えるようにすればいいのですから。それには、最高のプロデューサーや、最高のライターなど、演出に長けた人脈まで強制されていきます。(まあ、強制されなくても、ドカッと金を積まれれば、心が動く。簡単です)それらに対抗する方法は、一つだけあります。それは我々一人一人の民意です。いくら金をつぎ込んでも動かない民意には、どんな権力も統制出来ません。誤摩化されないように、気をつけていきましょう。