『なぜ自分は生きているのか?』
石井竜也
12.05.12 00:02
そう自分自身に問える人は、それだけで貴重だ。それはまさに『命』の根本を自分に質問しているのと同じ事だ。残念ながら、万人が納得するような答えは出ない。・・・そう、生きている事に実は意味なんてない。どうせいつかは誰だって死ぬんだから。・・・・でもね、恐怖だって、快楽だって、生きていればこそ感じる事なんだよ。ましてや感動や情熱なんて、死んだら何にもなくなる、煙より薄いもんなんだ。だから、生きるんだ。生きている限り、何かは追いかけられる。何かは感じられる。じゃあ、生きる意味とは?俺はこう考えてる。俺がこの世にいるという事は、とんでもない偶然でしかない。こんな偶然は、数字でも確率でも、哲学でも説明できない。「生きている」というだけで、まず貴重なんだよ。まずそこからでしか、物事は始まらない。多少なんかが不自由でも、生きている事は尊い事なんだよ。人間は、今回のように、とんでもない災害や飢饉、戦争、疫病・・・とにかく、あらゆる事象で命をなくしてきたんだ。そんな中、この命がまだここにあるという事は、何らかの意味があるに違いないんだ。『なぜ自分は生きているのか?』こう考えるより、『なぜ自分は今現在生かせて頂いているのか?』という疑問の方が正解だと思う。そう!人間にとって、まずは、いろいろなことに疑問を持つ事が実は正解なんだよ。君は君でいいってことだよ。どこかギクシャクあわなくても、必ずどこかでピッタリあう事があるから。大丈夫!!