12.05.21 08:34

日本の広範囲で観られたのは900年も前の事、そして次に東京で観測できるのは300年後という『金環日食』。太陽と、月と地球が一直線に並ぶ場所でしか見えない天体ショー。そんないろいろな偶然が重なって観る事が出来たこのリングに、貴女は何を感じましたか？　荘厳、壮大、畏敬の念、不安、恐怖、いい予感、悪い予感・・・これは、世界中で、政治に使われてきた現象です。古代マヤでは、こういった天体の観測が進んでおり、これをまさに王が支配していると民衆に信じ込ませ、統治してきた訳です。そう考えると、こういう宇宙的、歴史的現象を悪い野郎が利用しないように、気をつけないとね。まあ、それほど遅れた場所は今は殆どないでしょうけどね。しかし、まんざら嘘でもない部分もあるから厄介なのです。金環日食の時、地球は、太陽と月の引力を同じ方向から同時に受けます。少なからず、この時期の地球は微妙に月の引力に影響され、卵形をしている程です。これだけ強い力が働くと、地球を取り巻くあらゆる物質に、少なからず影響を与えると言います。まず磁場、大気圏、海の満ち引き、地球自体の力の均衡。それによる、大陸プレートのゆがみ。それらは、あらゆる事を想像させます。磁場が狂えば、飛行機や新幹線に影響を与えるコンピューターに異常がきたされます。大気圏のオゾン層が一時的にでも薄くなれば、皮膚がんの元となる紫外線が直接降り注ぎます。少なくても、太陽・月・地球が一直線上のその先にある場所は、宇宙に引っ張られている状態にある訳です。これが大地震と繋がったりするという説もあるようです。だから、世界中のこういった現象には、不吉な言い伝えも多く残っていると言う事なのです。いずれにせよ、今日のこの金環日食に、「人」の「命」の尊さや、「へたな科学」では到底出来得る事ではない事象がこの世には多く存在する事を、また教えてもらったように思います。貴女の『GROUND ANGEL』は、今、心のどのへんに輝いていますか？　また、一緒に『福島』にこと『東北』のこと、考えていきましょうね。少なくとも、俺たちは、最後の最後まで「人」でいましょう。