12.08.07 07:34

この小さな島国に54基の原子力発電所。どう考えても、たった30％の電力をまかなうために作られている訳でもないだろう。おそらく過去の官僚や政治家が異国の発展をまねして、必死に何の未来予想図も描かないまま作り続けた、「愚かマシーン」。冷戦時代にさかのぼる、自由主義国への社会主義及び共産主義国からの圧政になんとか、「核」を持ち込んで応戦体制を敷いたのだろうが、なんとも情けない国策ではないか。「平和利用の核」？ハアー？これ誰が言ったの？そして、国民国民と、俺たちを、まるで鶏小屋のひよこみたいに升で量ったように言い切る、役人たちの姿勢には、心底この国の抱える問題が、原発ではなくて、この社会構造にある事を、痛感する。民意のなさも加わって、暴走するたった一部の利権獲得者達の悪意。つまり、放射能とこれから暮らしていかなくてはならないこの国の国民には、もう、選ぶ余地等ないという事か？とにかく、海への影響が心配だ。去年１年間に流した汚染水は、報道されている範囲でも、年間限度の2万倍だの、何兆倍だの、国基準の62万倍のセシウムだのと、あぜんとしてしまう単位。おそらくこの関東近辺にも、既に相当量のセシウムやあらゆる放射性物質が届いてきているのは間違いないと思う。ホット・スポットも、個人的に計った人たちが「ここだよ」というくらいのずさんきわまりない姿勢。この状態のまま、大飯原発は稼働した訳だ。国民の心配もにも、国の存亡の危機感もなしに、呑気に再稼働する政治判断とは、一体この国は民主主義なのか？せめて福島の現実を、収束した後の議論ではないのか？俺は個人的に、この夏に海洋汚染を発表するとばかり思っていた。海岸の危険性を国民に知らせるのが、国家たる、中枢の責務と思っていたからだ。東京近郊ではこの５年間でがん患者が増加するだろうという予測もあるが、この十字架は、これから、何世代にも渡って、日本人が背負っていかなくてはならない重大な現実なのではないかと思う。国会議事堂の上いるどす黒い人形使いが、意のままに動くマリオネットを動かし、笑って見ているような気すらしてくる。とにかく、現実問題として、我々は今から、いろいろな考え方を変えていかなければならない。放射能と暮らしていくという事は、野生のトラと一緒のオリで暮らすのも同然なのを、覚悟しなければならない。いつ飛びかかってきてもおかしくない奴に対して、どう向き合えばいいか？それは相手をよく勉強するしかない。トラの習性と、危険性をよく熟知し、常に命が狙われている事を意識しなくてはならない。ようするに極限状態だ。この国の置かれた現実は今、裏切りを何とも思わない中枢と、危険きわまりない国々に囲まれ、既に国中にまき散らされた放射能との戦いと言う訳だ。しかも、地震や津波の危険は日に日に危険度を上げていくという、まさに生き地獄状態。５０を過ぎた俺には、ここしか生きる場所はない。だから、ここでなんとか戦っていく。でも、子供達には、出来るだけこの国を捨てろ！と、俺は言うだろう。災害にかこつけた増税法案の見え透いた借金返しの詐欺行為。福島に住む人々には何も伝えないメディア。俺の田舎では、既に、子供達が海水浴を始める始末だ。これどういう事？風と海流で、汚染された物質が飛び交い、流れる海に未来を担う子供たちを入れるのか？「泳げなくて可愛そうだから・・・」？？？何を言っているのか？少なくとも、東京電力は全てを知っているはず。上層部の家族全員で海水浴をしてほしい。そしたら、俺も少しは、信用するかも？・・・危険水域の確定は、夏の前にやらなければならなかった国家プロジェクトではなかったのか？何が増税法案だ？結局、少数の人間の命等、どうでもいいってことか？これから日本で起こる健康被害（放射能被曝）は、まずけだるさ（属に言われている病名はブラブラ病、原爆投下から２〜３０年で今でも続いている原因不明の症状）、甲状腺や肺機能にもたらす影響（のどの痛み、立ちくらみ、呼吸異常等）、意味の分からない皮膚病の蔓延（どこにもあたっていないのに突然出来る打ち身のような紫の斑点、原因不明の発疹等）。ここからは、もう説明するのも嫌だ。そんな症状が少しでも感じられたら、すぐに専門医を訪れてください。そして、お互いでも、注意し合いましょう。自分では普通と思っていても、「急に４キロもやせて嬉しい！」等と、言ってはいられないよ。ここまで来たからにはは、もう嘘で誤摩化す事はやめましょう。事実を、把握し、これからの自分対策を固めるのが先決です。とにかく、食べ物です。内部被曝がいちばんの危険要素。それは食べ物や誇りや塵に混じって器官をいとも簡単に通過していきます。それと、雨には当たらない事。濡れるくらいなら、やむまで待ちましょう。やんだ後も、歩くのは道の中程の少し高くなった部分を探して歩きましょう。端は雨が溜まりやすく、放射競り濃度がかなり、上がっています。つまりは放射能とは、薄く拡散する分には、そんなに怖い物じゃなく、それが集中している所に問題があるという事です。ちなみに劣化ウラン弾をイラク戦争で使っていた軍人さん達は、敵も味方も、今になって激しい下痢と嘔吐で苦しんでいると言う事です。こんな物をはじき出したアインシュタインがフランケンシュタインに見えてきた。頭いいのは解ったから、もっと平和なやつ頼むよ。