結局は、戦争は、国家規模で行う「いじめ」です。
石井竜也
12.08.26 11:08
弱い者いじめという言葉通り、弱体化してきた国程、狙われやすいのです。今回の竹島にしても、尖閣問題にしても、今の日本の置かれた状況が、震災後の弱体化した今だからこそ、行われている訳です。決して、健康で屈強な国は、いくら反戦を唱えた国でも、真っ向から、大統領が、領有権を盾に、上陸するような真似は絶対にしません。結局、人間には、慈悲という心が欠如するときがある事を、我々は忘れてはいけない。それは権力というものを、まとえばまとう程ついてまわる感覚です。巨大な国家が起こすつじつまあわせの経済的な理由での戦争は、3000年前の宗教戦争とは、全く違います。イデオロギーなら、話し合いも出来るでしょう。考え方の違いなら、議会制の中立の国が入れば、何とかなるかもしれません。でも、経済には、心がない。言葉や話し合いは、通じないのです。それは計画のもと行われているからに他なりません。走り出した電車を急には止められないように、一度、破局に向かうと、国家は止めるブレーキをなくしてしまうのです。だから、今回の領有権争いも、実質に支配し続ける事が優先で、争うのは、無意味です。あくまでも、国際裁判と、自国らしい領有権の主張を繰り返せば、それでいいのです。くれぐれも、報道のあおりに乗らないようにしてください。そう言う『凛』とした、姿の方が、国際社会に対する信用は上がります。これは国民の民意の問題です。ここは、紳士にいきましょう。彼らは、絶対に攻めてきません。ここで、それをやれば、中国は崩壊するでしょうし、韓国は、最高の経済立国の信用をなくす訳ですから。それより、今は、自国の安全を、優先すべきです。自分の身体、家族の身体、健康、精神、これらが、機能して初めて、国家という言葉が使われるのではないでしょうか?俺の言っている事は、このごろ、イデオロギーととられがちなんですが、こういう事をないがしろにして、グローバリゼーションだけを推進してしまったからこそ、原発が54基もある事を忘れてはいけないと思います。俺の心配をして下さる方が多くいらっしゃいますが、俺は一国民の意見を言っているだけで、「みんなで、デモしよう!」と訴えかけている訳ではありません。この国に住む以上、考えなければならない事を、皆さんと共有したいだけです。今問題の「いじめ」も、発想を変えれば、この時代に持ち上げられなければならないのも、何か理由があるのでしょうか?「いじめ」問題を国の問題にするんだったら、40年前にしてほしかった。俺がクラス全体から「いじめ」られているときに・・・。