『ココア』を飲もう。
石井竜也
12.08.29 09:33
秋になったら、ココアを飲もう。疲れは取れるし、ポリフェノールも豊富に入っているし、なんせ、おいしいし。ちょっとだけ、涼しい風が吹いてきたら、ベランダで、もしくは窓を開けて、風を受けてココアを飲もう。涙はもう流さなくていい。明日の事を考えるためにみんなであったかい『ココア』を飲もう。今は残暑も厳しく、ココアなんぞ!とも思うだろうけれど、この暑さもいつまでも続くわけじゃない、いつかは涼しくなるのだから、その時になったら、いろんな想いは、ココアを作りながら忘れて、ゆっくりしよう。そして、自分がここにいる事を実感しよう。生きている事を、「・・・よかった」と、思える時間を作るんだ。ココアを飲んで、空と、心で話し合おう。なくなった知人、友人、親族、兄弟、恋人、伴侶、両親、だれとでもいい、ココアから、立ち上がる湯気は空に消えて行く。一杯のココアに祈ろう。「ココアを飲む」という行為ではなく、想いをココアに託すんだ。子供でも飲めるココア。この一杯のココアは、世界と通じている。今の現状に通じている、そして、未来に通じている。命をつなぐだけじゃなく、心を穏やかにしてくれる。寒くなる11月あたり、「自分ココアの日」を作ろう。大事な人のためにココアを、ゆっくり飲む時間を作るんだ。3回目くらいになったら、出来れば、「なぜ、このココアが飲めるのか?」を、考えるといい。そこに、少しでもゆったりと流れる時間が出来たら、今度は、部屋を片付けてみよう。いらない物と、必要な物が見えてくる事は、あなたにとっての、躍進に繋がる事を、確約しよう。きれいに整理された部屋が出来たら、今度は、もう一度、改めて、外を見ながら、ココアを飲もう。幸せと、幾多の犠牲のもとに勝ち取った、この平安な時間をココアと一緒にたのしもう。あなたの後ろには、整理されて奇麗に整頓された部屋があり、辛さも、苦しさも出来るだけ排除した「ココア時間」を作るんだ。明日は誰にも実は解らない。だったら、小さくても、充実した時間を作ろう。10分でいいから・・・。