世界の流れは、止められないのです。
石井竜也
12.09.24 10:39
一度、この世界の社会基盤の中に入るために、私たちは、生まれるとすぐに(先進国では)10以上の免疫や抗体を作るための予防接種をさせられます。6歳になれば、いやでも小学生、その年齢でしか勉強出来ないのです。高校に至っては、もはや義務教育化しています。社会に出る時に、一番始めに『顔』を見られ、本人の『心』は無視されます。企業体が欲している兵隊が欲しいからです。いくら、個性を伸ばしても、その個性を必要とする社会がなければ、成り立たないのです。そうなると、自分で事業を興すほかなくなる。起業をする時に肝心なのが「銀行」の存在です。銀行は、アメーバのようにその人を計り、範囲内ではありますが、利子も平等ではありません。お金を借りた瞬間から、人のお金をあなたに貸す訳です。コンピューターに500万円と入力しておしまい。あなたは、その瞬間から一生、利子という空気に苦しめられる訳です。忙しい時期を乗り越えても、今度は、病気や事故というアクシデントも想定しなければなりません。そうなると、事態は一変するのです。入院、手術、完治しても、飲み続けなければならない一生のお薬の乱発。テレビや、変な誘いで、健康サプリメントを飲み過ぎたあげくに、何らかの支障。病院では、「ストレスでしょう?」と言われておしまいな訳です。人間は単純です。白く清潔っぽく振る舞っている物には、心をすぐに許します。病気は完全なる証拠を見つけ出さなければ、病院は動きません。でも、人間の体は、そんなに単純に出来てはいない。例えば、『精神は?』『脳内の未知の分野は?』『毛細血管の隅々は?』『今までの体にかかった負担の有無は?』『心や気持ちは?』全然、医療の追いついていない事だらけなのがよくわかります。そして、俺たちは、それに頼らざるを得ない。悲しいかな、既に血液の中に流れ込んで行くのが「支配」なのです。だから島を巡ったり、土地を巡ったりする事を「実行支配」と呼び方を変える訳です。例えば、今のままだと、最悪でも、国交断絶や国政の衝突だけで、おそらく戦争までは起こさないでしょう。でも、これが『支配』する側の思惑が働くと、いとも簡単に『戦争』になる訳です。つまりは『肩を押されて、やる気になった方が負けです』その肩を押すやつが問題なのです。オバマ大統領は、核廃絶論をぶちかます一方、とんでもない武器開発に乗り出しています。宇宙空間からの攻撃論です。強力に重い物体を大気圏内に打ち上げ、数センチも狂わない場所に、何十トンもの物体を猛スピードで突っ込ませると、原爆の600倍の威力を生む計算だと言います。これを、「核ではない」と言っているのです。しかし、破壊力は、東京クラスの首都を全滅させる事が一発で可能となります。まあ、恐竜の絶滅が一個の隕石だと考えれば、うなずけるでしょう? こんな物を作って、一体どうするのか? いくら、愚かな国があったとしても、そこで暮らす罪なき人々は、どうしたらいいのか? 世界は矛盾に苦しめられている訳です。でも、個人の夢までとる事は絶対に出来ない。それがどんなに『支配』しようと、人の心の奥底まで操る事は絶対に出来ない。恐怖で、制圧する事は、「人」が「猿」に戻るという事ですから。