自作自演の話題そらし。
石井竜也
12.10.03 01:38
野田内閣の・・・いや、民主党自体の崩壊にも見えるように、今回の度重なる震災からの妙ちきりん・政治に、とことん国民の信用を喪失しつつある。こういった背景をよく考えてみると、野田さんに変わってからの民主党のアジアへの動きが非常に奇怪極まりない事に気がつく。自分たちの裁量では太刀打ち出来ない大問題が国に発生したときに使われるのが、自作自演の仮想敵国を作るという方法だ。まあ、これはどの国でも危機感のある事実を隠蔽するのに一番手っ取り早い方法論だ。そう考えると、竹島や尖閣諸島問題など、唐突に大きく表に出始めた領土問題。もっと大きかったはずの問題が、北方領土問題だろう?だけど、ロシアは、敵に出来ない。なぜなら、歯止め役のアメリカが入りにくくなるから。役者は、震災直後からとっくに揃っていた。福島で起こっている地獄の国家崩壊の危機にまで広がりつつある放射能問題と、その保証、それに繋がる根本的なエネルギー問題。この巨大な世界をも巻き込む恐れのある国家の信用をなくす程の大事件を忘れさせるためには、それ相応の大きな事件が起きればいい訳だ。外国人献金問題から始まった民主党の体制を考えると、果たして、竹島問題を、5兆円で演じてもらったのは日本側なのではないのか?という空恐ろしい事実が頭をもたげてくる。。そして、そのすぐ後に訪問した中国でも、現首相は何を頼んできたのだろう?『日銀砲』と言われた中国の元の地獄の買い閉め、円高作戦も、137兆円を使って、切り抜けた日本。しかも、両国でのやらせらしきデモや、中国での暴動。この手際の良さは、どう見ても中国政府の回し者の仕業であるのではないかとも感じてしまう。なぜなら、デモを行っていた場所とはかけ離れた場所まで、日本企業が襲われている事が何よりの証拠だ。こうなると、最後の手段をちらつかせる事で一番不安になるのは、韓国でも中国でもない。我が国の国民の感情をふらつかせる良い道具にするための大演劇が、アジアでは始まっているのではないか?小競り合いだけでも起これば、福島の問題には目がいかなくなる。戦時内閣であれば、エネルギーも使える物から使わざるを得なくなる物にする事も計算済みだ。つまりは、原子炉の全面再稼働と、『不都合な事実』を隠すには、最高の大道具なのだ。今回の内閣を見ても、緩やかな独裁を敷いて、領土問題での小競り合いを企んでいるとしか思えないのだ。これは、とんでもない国家誘導だ。福島から国民と世界の目をそらすためには、やりかねない事。絶対に注視するべきだ。次なる内閣、若しくは政党を支持するのなら、国内問題の早急なる回復にことごとく誠心誠意、取り組んでくれそうな政党や内閣総理大臣を選出するべきだ。マスコミは、ここまでの大舞台になると、単なるプロパガンダの一端でしかない。絶対に信用出来ない。むしろ、言っている事の反対を想像する方が正しいかもしれない。全く恐ろしい時代になったもんだ。自衛隊が、近いうちに自衛軍に変わってしまわないように、注意しなければならない。ちなみに、福島の状態のニュースを、今、一日に何回見ますか?・・・そういう事。子供達の身体の異変は既に起こり始めているのです。東京は、完全にチェルノブイリの範囲から見ると、むしろ中心部に近い。大阪都市構想も、水面下の国家対策である事を忘れてはならない。こんな横暴を許していていいのだろうか?究極に恐ろしいのは、ここにアメリカ(既に入っているが)とロシアの影がちらついてくる事だ。中国バブルが崩壊の一歩手前にまで落ち込んだ今となっては、アジアの利用価値は、戦争をさせて、どこかが消滅してくれる事を願う世界の中枢がいるとしたら、これほど面白い見物はない。どこまで腐れば人間社会は正常に戻るんだ!!