「生き残る」ためのこれから。
石井竜也
12.11.07 02:09
この国で「生きて行く」という事において、5〜6年後に破滅的事象が起こる可能性を、誰もがどこかで覚悟している。早い人だと3年後には現れてくるという、被曝が引き起こす、あらゆる重大な事象。しかも、放射性被曝に関する専門医の数の少なさを考えると、目も当てられない現実が、もう目の前に迫ってきていると言わざるを得ない。「生きて行く」という概念は、もはや、愚かな言葉に思えてくる。考え方自体を変えない限り、人生がどうなるか解らないままでの今の状況では、「生きる」というよりも「生き残るための方法論」を、考えて行かなければならないのではないか?と思う。そこにはいくらかの勉強と、専門知識の取得が絶対条件になる。この時代は、下手をすれば、歴史上なかった事にされる可能性はかなり大きい。それでも俺たちが実験台になることで、次なる世代が素晴らしい未来になれば本望だと思う。一番、悔しいのは、俺たちは単なる実験モルモットになる危険性に満ちているという事実。だが、それでも、俺たちが防波堤になり、未来の日本人に心配が消え去る事を、切に願う。