まずは、地元の人員輩出。
石井竜也
12.11.21 20:36
この選挙は、公約を読むより、その人となりをよく判断する事です。そして、あなたの一票は、必ず国会に上がって行くという事。人間は、世界中の共通認識として、まずその国の指揮者が、有能かどうかを、人間性ではかります。日本もかつてはそうでした・・・が、この60年以上に渡るアメリカ支配と愚策の連発により、今は完全に日本人的思想は「ただの右翼」とだけ言われ、やれ「国粋主義者」だの「カミカゼ」「ハラキリ」だの言われ続け、すっかり骨抜きにされてしまいました。もともと、『清楚』を旨としたこの国独特の精神性は、今になって世界が認める心の宗教になっているのにも気がつかないで、行き場を忘れた渡り鳥のように、疲れて死ぬまでとび続ける「気がつかない生物」になってしまった。この選挙を甘く見ない方がいい。これで最後になるかもしれない国の存亡の危機です。人選を間違えれば、我々はいとも簡単に中国の魔の手に飲み込まれてしまうでしょう。弱体化した国を滅ぼしながらやってきた国が中国です。今の日本は、ちょうどいい標的と見ているに決まっている訳ですから、安易な選択で「総裁」を決めるべきではありません。朝鮮半島は、中国とロシアに相当痛めつけられていた国です。そして、最後は日本が助け舟を出したのです。歴史は時に、書き直されます。特に戦争に負けた時点で、それは顕著です。その後に作られる映画に出てくる時も、ゲシュタポと代わりはありません。撃たれて死ぬのは負けた方です。「全ての悪」を背負わされる訳です。しかし、イメージを回復させる国もあります。日本も、高度経済成長期にはそれに近かった。それは、負けたように見せかけて、実はまだ、古き良き日本民族を誇りと受けとめる風潮があったからです。確かに、排除すべき悪習は、あったでしょう。でも、良いところまで一緒に捨ててしまった我々は、今やどこに行くかも「解らず、決められず」にウロウロする、精神的放浪民族に成り下がってしまった。「民意」と言っても、それが本当にこの国のためになるとも限らない。本当の勇気ある指導者とは、時には、民意にそぐわない事でも、命をかけて責任を取る覚悟を見せるものです。選挙は人が人を選ぶ、大切な儀式です。政治はその昔、天と人をつなぐ役割でした。宗教は、心の平安を促す歌でした。労働は、人間である事の証明でした。社会は、コミューンで出来ている、小国家の集まりでした。会社は、一丸となって人生を懸けるに値する人生の指標でした。そんな社会を、思い出し、構築して行くべき時です。どんなにいい図面を書いても、大工の腕が悪ければ、最高の家は建ちません。ましてや、そのすべてを請け負う棟梁には、深い認識力と実行力、それに統率力と、愛情がなければなりません。一票を入れる時に、その人間が、そういう人間かどうかをシッカリ「目の輝き」を見て判断しましょう。最後はあなたの野性の勘ですから。今は、研ぎすませる時代です。