13.02.05 16:53

今回ほど、募金箱を置いていいのか悪いのか？悩んだ事は無かった。震災の復興と言っても、だんだんと世間の目は経済や他国の侵入など、巨大な流れを感じるニュースに移り変わって行ってしまう中、「お祭り騒ぎ」での募金活動は不謹慎と、最初は、思っていたのです。だけど、多くのみなさんから、「是非、募金箱設置を！」の声を多く頂き、僕は泣けてきました。みなさんの優しさと、今苦しむ人々を、どうしたら良いのか？という大きなこの国の根幹の問題を、ちゃんと、忘れていない事がこれで証明されたように感じています。みんな同じ人間です。みんなこの国の住民です。人の気持ちを思いやれる事が出来てこそ、『大人』というものでしょう。社会というものは、意外にも、そういう情や慈悲、認める事などから、出来ている事を、忘れがちなんですよね。米米CLUBの大きなツアーでの、募金運動は、ややもすれば、クレームを受けることも考えられました。「折角、楽しみにきてるのに！」とか、言われたら、二の句が出ませんからね。だって、本当にそうですから。米米は、あくまでもみんなが楽しむ場所として、我々が提供する「心の遊園地」じゃなきゃならない。でも、メンバー、スタッフともに、募金箱をおく事を快諾してくれた事は、本当に嬉しかった。やっぱり、仲間は良いね。そうやって、きっと、心もみんなと繋がり、被災地まで届いて行くんですよね。「気の毒だよね」だけじゃやっぱり、だめなんです。「一緒に立ち上がりましょう！」じゃなきゃ、人の世の中じゃない。せめて一般の俺たちだけは、『人』でいましょうね。