13.04.18 13:37

こういう仕事をしていると、いろいろな方との接触がある。もちろん、その中には、専門家という職業の方にもお会いする事も多い。これは、いい事も悪い事も聞いちゃう訳です。そんな情報は、出来るだけ柔らかくして、言わなくてもいい事は自分で選択して、言わないでいます。（もっとも、専門家だって、間違う事もあるしね？）日本は、だいたい３つの大陸プレートの上に位置している事は、もうみなさん、ニュースだの、にわかコメンテーター（笑）のお言葉で理解しているはず。その最大の物が、東日本大震災を引き起こした太平洋の大部分の国を恐怖に巻き込んでいる太平洋プレート。その巨大な、プレートに引き込まれるように日本は、存在しています。１０億年後には、ユーラシア大陸にぶつかり、なくなります。プレート自体は、均一な動きをしている訳ではなく、ある程度の範囲の中で、不均一な動きをしています。だからこそ、専門家も、何月何日と確定はできない。記憶にも新しい、スマトラ島での大津波を引き起こしたフィリピンプレートは、東シナ海から九州の殆どを乗っけて動いています。だから、地震の種類も東日本とは違ってきます。今、取りざたされている南海トラフは、ちょうど、ユーラシアプレートと四国の下半分を覆う太平洋プレート、九州から押されるフィリピンプレートの３つに押し込まれるように、中部地方あたりで、その力を最大にしている訳です。だから、千島列島の稜線沿いの小さな地震に気をつけろ！というのは、その力がたまり始めたか、どこかの大陸プレートに押されての力の不均衡から起こっている危険性が十分にあるからです。体に感じない微震は、この周辺では、ここ最近、一日に２０回以上観測されています。これは、この間の淡路島の中規模地震に多分、繋がっています。しかし、まだ、あの地震は、大陸型プレートのとの関連はないとの事ですが、微震が重なれば、活断層の脆弱な土地は、地中の地滑りのように、ギリギリにたまったエネルギーを吐き出します。つまり、日本の国土は、全て違う方向に引き延ばされ縮められて、常に不安定は状態にあるという事です。プレートとプレートの間に出来るらマグマが放出されて火山島がいくるも出来上がる。それがこの国の土台になっている訳です。おそらく、４０００年から２０００年前までの日本には、安定した自然環境などなかったでしょう。つまりは卑弥呼信仰や、邪馬台国が「神を自然」と位置づけている事からも、いかに当時の人々が自然災害に悩まされていたかが伺えます。やがて訪れる、安定期に、ようやく人々は増え始める訳です。そして、またやってきた不安定な時代。１万年後には、第７氷河期が訪れるという危うい時代を、迎えているのです。地球規模で考えれば、明日から氷河期・・・くらいの時間です。俺が言いたいのは、大震災と言われる物は、２００年や、３００年という単位じゃないという事。２０００年３０００年、もしくは１００００年という単位の事なのです。超巨大地震は、東日本大震災も驚くほどの規模です。おそらく日本の国土の４分の１はなくなるでしょう。でも、それは、まだ先の事。それこそ、大陸に日本が押されて引っ付くような時代です。そこまで人類が地球上にいるかどうかも解らない時間の単位です。成功すれば、火星への居住が可能になっていて、地球人が火星人になっている可能性さえあります。我々が遭遇する、地震は、まだまだ序の口なのです。でも、もっと恐ろしいのが、訳の分からない恐怖に生活が脅かされ、人間に夢や希望をなくさせてしまう事です。「危うい状況」なんて言ったら、中国だって、シリアだって、ヨーロッパだって、均等に危ない。政治状況を見ても同じ事。危うい綱渡りをしている国は、残念ながら地球上の国の殆どです。それは、人間が科学や医学、地質学を駆使しても絶対に神様のようにはいかないという事です。よく言う「発展途上国」という言葉は、ある意味、世界中の国に言える言葉なのです。人間がまず、発展途上である事を、私たちは、勘違いしています。既に「完成形」だと思い込んでいる。生物学的に見ても、薬や、医学の発展は進化を送らせているというデータもあります。自然に逆らうという意味では、確かにそうかもしれません。だいたい、科学的な物は生活を便利にし、資本主義という経済理念を植え付け、出来るだけ自然から人間を遠のかせて行く事ではかない『便利』と『保護』をかろうじて作り上げている。しかも、デジタルな世界への依存度は、今や病気といっても過言ではない。人類は、自然との結婚を拒否し、デジタルと婚約したかのようです。俺は地震より、こっちの方が怖い。次の参議院選挙は、パソコンに一斉に国民が、向き合う選挙になるでしょう。と・・・言う事は？ひょっとして、票数のごまかしも、可能？って事？　　　あ、ヤバ・・・。