オリンピックは、来るか?
石井竜也
13.05.02 01:18
連日の様に報道されている今回のイスタブールへの、猪瀬都知事のあまりにも常軌を逸した言葉。オリンピック委員会の心証は大きく崩れたろう。そこに行くと、イスタンブール側の政治家が発した言葉があまりにも大人だ。ああいう役職に就いた人間は、時間はない。24時間、その言葉を寝言でも録音されていると考えた方がいい。あの無責任きわまりない、しかも、焦りさえ感じる卑しい人間の言葉は、世界中を駆け巡った。日本人の心もイメージもまた傷ついた。もともとトルコは、日本大好き国の一つだったのに、政治家のたった一言の発言が、それを待っている人々には、諸刃の刃となって、足をすくわれる。外交の下手な国ナンバー1は、いつまで続くのか?自分たちで夢をぶち上げて、いい所まで行っていた話を、自分で壊す。これこそ、彼の言う『若いものはこんな国にいない方がいい』だろう!!みんなが待っていたはずの夢を、少しでももとうとして、必死にいろいろな団体やアーティスト達が、誘致に向けて足並みが揃う所だったのに・・・・。全く残念きわまりないのと同時に、なんと情けない国になったもんだ。一体、何が起こっているんだ?さっぱり解らない。全く、腹立たしい、悔恨の極みだ。あれは町自体を、ののしっただけじゃない、そこに暮らす人々まで侮辱したのだ。これは世界では、絶対にゆるされない。今までの70%は、おそらくこの一言で、可能性は20%になるだろう。馬鹿な話だ。笑いも出ない。出てしまった言葉は、いくら相手方に謝っても、もう取り返しがつかない。これは大きなダメージかも?世界が注目するオリンピック招致競争の中では、その国の民度も試されている。子供達の期待を考えると、一人の発言で、全ての大きな夢が消え去るのは、なんと残酷な事か!!!!