MIND BBS 〜掲示板〜

世界から見た日本。

石井竜也

13.05.20 22:25

みなさん、昔やっていたアメリカの戦争ドラマで、「コンバット」というのを、リバイバルでも、見た人は多いのではないか?と思います。最近の映画では「プライベート・ライアン」。ここに出てくるドイツ軍の表現が、いかに、「雑に描かれているか」に気がついている人は、意外にも少ないんです。同じ事が、敗戦国の日本にも言えるのです。「戦場のメリークリスマス」「戦場に架ける橋」など、あくまでもアメリカ軍から見た敵国、残虐非道の日本が描かれている。中国の戦争映画などは、もう、半端じゃない。同じく、朝鮮半島の日本に対する取り扱い方は、筆舌に尽くしがたい。あまり知られてはいないけれども、実は、オランダや、イギリスでも、反日家は多いのです。フィリピン攻略の敗者であるイギリスは、やはり日本を侵略者と、見なしているんですね。自ずと、連盟に加担していて、酷い目にあったのがオランダ兵の捕虜。これは本当に酷かったらしいです。もっとも、自分たちも米粒も食べられないような物資不足だった訳ですから、捕虜に食わせる物は始めからなかった。そういう負の思い出が、世界の日本への認識なんです。じゃあ、ドイツは?というと、これも、酷いもんです。まずヨーロッパ人の間で、一番冷酷なイメージをもたれていますし、あれだけの悪逆非道をやらかした国ですから、文句も言えない。しかし、ドイツは、強制収容所をそのまま、残した。それに長い間の旧ソ連と、アメリカ自由主義同盟とのベルリンの壁という『みそぎ』に絶えていたんですね。それと、ヨロッパの面白いところですが、ここまで憎しみに燃えても、アングロサクソンの優越事情は変わらないんですね。いろいろな事がこの時代になぜ噴出し始めてきたか?それは、過去を伝える人々が、ご高齢、またはお亡くなりになり始めて、その記憶が曖昧になってきたからに他ならないのです。自国の謝った教育を、鵜呑みにしてきた子供達は大人になり、やがて、あってもなくてもその国を恨むように洗脳されてきた。これは、もう、どうしようもない事なのです。戦争に発展するかどうかは解りませんが、植え付けられた醜さだけを教えられた物達の考える事は残虐です。なんせ、彼らには仕返しですから。土台、漢民族の他国への支配の仕方は、筆舌に尽くしがたい事です。女性は犯され尽くされて、股裂きにされ乳房を切り落とされる。子どもは、燃える炎に手足を切って投げ込まれる、・・・書いていて自分が情けなるほどの残虐さです。巨大国家が巨大国家であるというのは、ちゃんと理由があるんです。それだけ多くの人々が圧政に屈して、我慢している背景には、それ相当な恐怖政治をしいているという事なのです。日本は、島国で孤立している国なので、あまり侵略や略奪、拷問や粛清などを行われていない国だから、のんきに構えていられますが、大陸はそうは行きません。土地が繋がっている分、いつ攻め込まれても不思議ではない時代を4000〜5000年は、続けてきたんじゃないかな?はい、そうです、彼らの中に、既に侵略される侵略するという文字が刻み込まれている訳です。今、日本人のイメージが問われている時代です。意地でも、真摯に生きて行きましょう。野蛮という奴らの歴史をこっそり勉強してみて下さい。ヨーロッパやアジア各地の歴史は、悲惨なもんです。日本の戦国時代どころではないのです。世界と認識を同じに・・・なんて、簡単に言う文学者や文化人(って、何者?)がいるけれども、どの国も違います。世界共通の認識なんて存在はしないのです。だから解り合うために、外交にはどの国も気をつけている訳です。なぜか?それは過去にこっぴどい歴史をなめているからに他なりません。歴史認識を勉強しよう、あるいは少し、興味がある方は、今の日中関係や日韓関係だけを見るんじゃなくて、世界の認識を勉強するといい。もっと多様で、とんでもない事実が浮上してきますよ。ナショナリズムを語るなら、世界で起こった歴史上の悪逆非道も、考慮すべきです。

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