この時代の端境期で・・・。
石井竜也
13.06.03 09:20
よくよく考えてみれば、世界がこれだけ地球規模の変化を急激に起こしている厳しい時代に、お互いに生まれ、同じような事で、不安になったりしながらでも、歌を聴いたり、歌ったりするというのは、単なる偶然とは違うのかもしれませんね。なぜにこんな時代に?と自分をアンラッキーと感じている方もいるかもしれませんが、どの時代にもその時代その時代の持つ大きな不安はあったでしょう。それは歴史が証明しています。1000年も戦争がなかった時代はないし、天変地異だって、そんなに生易しい物じゃなかった。よく考えてみれば、地球は生きている事に気がつくんです。そして、人間は、他の動物と、そう変わらない事にも気がつく。この自然環境は人間だけに与えられている訳でもないのに、人間は、まるで自分たちの為に地球があるとでもいいたい顔をしている。宇宙規模からしてみれば、道ばたの草と、人間の違いなんて、そんなに違わない。むしろ同じような物にしか見えないかもしれない。科学なんて、所詮、この全宇宙のちっぽけな場所が、ある程度理解出来たに他なりません。ほんの70年くらい前まで、世界中がケシの花からモルヒネや、覚せい剤を取り出して、手術の痛み止めに使っていたり、現実逃避の道具にしていたのですから。ヨーロッパでも日本でも、医者の持つ道具は、鍛冶屋が作っていて、それは動物を解体する道具と大差なかった事をご存知ですか?人類の進化!!とか言っても、たかが500万年。そのうち文化文明と言える物が、発達してきたのは、ほんの5000年くらいでしょうか?地球誕生から46億年からしても、とんでもない短い期間しか、人はこの地上を歩いてはいないのです。だから、考えなきゃならない事が一杯あるのは当然。不完全で当然なのです。だけど、そんな未完成な人間でも、努力すれば、何かが起こっても焦る事のない自分を持つ事は出来ます。それは生きて行くという事が地球の問題ではなく、自分自身の問題だからに他ならないからです。みなさんの人生に光りあれ!必ず、場所は見つかるはず。ただ、そんなに簡単じゃないだけです。